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関口さんは、本学の他学科へ入学された娘さんとともに2年間の学生生活を過ごしました。家庭生活と学生生活を両立させながら勉強を重ねて卒業され、今も介護福祉士として活躍なさっています。
◇関口さんから一言
福祉学科(現:健康福祉学科)の学生として学んだ日々が、今では遠い昔のように感じられます。次男の高校入学と同時に、富山短大へ委託訓練生として入学しました。隣の富山国際大学付属高校に通っていた高3長女も他学科へ合格したことで、同じ短大へともに通学することになりました。
入学する前は、「家の中のことができれば大丈夫」と言われ、小規模多機能ホームに無資格で飛び込んで勤務し、介護について何も知らないことを痛感させられました。「知らないということは、実は怖いことなんだ」と自覚して、専門知識や技術を身につけるべく、富山短大に入学することを決意しました。
教室では、自分の息子や娘たちと同年代の学生と机を並べることで、自分の子どもたちへの理解も深まったように思います。
本当に忙しく、あっという間の2年間でしたが、介護のことだけでなく、自分の人生を生きていくうえでも学ぶことがたくさんありました。
介護の仕事をしながら介護福祉士を目指している人もいらっしゃいますが、私は、職場を一度離れて学ぼうと決断したことを本当に良かったと思っています。国家試験のための勉強だけでは学べないことや、いろいろなことについて考えるための時間をもらえました。学校に通うという選択肢があることを、多くの方に紹介したいです。委託訓練生という制度を活用されることも、ぜひお勧めします。
今、特別養護老人ホームに勤務できているのも、富山短大での学びがあったからだと言えます。
卒業生活躍紹介シリーズ 社会人入学生編
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