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宮本さんは、入職して8年になります。現在は勤務する特別養護老人ホームの実習指導者として、実習生の受け入れや指導、養成校との連絡調整に加え、高校や他職種への研修や講習の講師を担当されています。
いくつかある養成校の中から富山短期大学を選んだ理由は、専門分野に対する知識や技術を身に着けられることはもちろん、短期大学の卒業資格が取得できることや、専門科目以外の授業も受講できることに魅力を感じたからだそうです。ほかの訓練生や現役の学生と同じ時間を過ごせたことは、とても貴重な体験になったと語っておられました。
※宮本さんから一言
カリキュラムに応じて実習の対応をすることは大変ですが、学生の皆さんが介護の魅力を少しでも感じてくれたり、実習中の気づきや学びを嬉しそうに話してくれたりすることに、実習指導のやりがいを感じています。
現在、利用者様の認知症の症状が軽減するようにと、施設で始めたBPSDケアプログラムのリーダーとして、介護職員、看護職員、機能訓練指導員などの専門職が一丸となって取り組んでいます。認知症の症状を軽減することは容易ではありませんが、利用者様がこれからも安心して生活できるよう、精一杯頑張っていきたいです。
介護の現場は、福祉用具や福祉機器の発達、介護ロボットやAI・ICTの導入、処遇改善などで随分変わり、とても働きやすくなりました。介護の仕事は、人のあたたかみや利用者様からの感謝の言葉をいただける、素晴らしい職業です。
今後は、養成校の学生だけでなく、若年層から年配の方まで、さまざまな年代の人に介護の仕事の専門性や魅力を発信できるようになりたいと思っています。
卒業生活躍紹介シリーズ 社会人入学生編
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