学科長中山 里美
少子化・家族の多様化など子どもや家庭を取り巻く環境が大きく変化するなか、保育者には、子どもの育ちを援助し、保護者の子育てを支援し、地域で子どもを育む環境づくりに努めるという幅広い役割が求められています。そのため、保育者は専門職としてさまざまな知識と技術および判断力を身につける必要があります。
幼児教育学科では、各分野にわたる学習と充実した実習をとおして、知識・技術や判断力はもちろん、優れた感性と子どもへの深い愛情という豊かな人間性を備えた保育者の養成をめざします。
付属みどり野幼稚園がキャンパス内にあるため、実践的な経験を積むことができると思ったのが入学の決め手でした。
入学後に感じた魅力としては、授業内容が充実していることです。食と栄養の講義では、就職後に必ず役立つと実感できる知識を学べ、造形表現技術の授業では、子どもの気持ちになって楽しむことができるため、苦手な人でも楽しく学ぶことができます。Tomitanには保育のスペシャリストの先生が数多くいらっしゃるので、さまざまな学びを得ることができます。
卒業後は、学んだ知識を生かし、いつでも子どもに寄り添える保育者になりたいです。
知識や技術だけでなく、
感性や表現力が身につき考えの幅も広がりました。
にゅうぜん保育所 勤務
幼児教育学科 2017年度卒業
酒井 綾香 さん
子どもの成長に携わる責任ある保育士の仕事に魅力を感じています。幼児教育では実践的な学びが多く、子どもとの関わり・心情を考察し意見を出し合う授業では、他者の考えも共有できて視野が広がりました。Tomitanで身につけた事は、個性の異なる子どもたちと関わるなかですごく生かせています。
今でもノートを見返す機会が多く、仕事に生かせる大切なことをたくさん学べたのだと日々感じます。
わかば保育園 勤務
幼児教育学科 2021年度卒業
佐藤 百華 さん
実習で子どもたちと関わる機会も多かったのですが、実際に働くと、子どもの成長をさらに間近で感じられるところが嬉しいです。学んだことが生かされる場面も多く、即戦力として活躍できるための学びが充実していたのだと改めて実感しています。園長もTomitan出身なので、富山県の保育現場を支え、ご活躍する先輩たちの姿を見ながら成長することができています。