健康福祉学科では、本学科が育成する人材像の到達に向けて以下の学修成果に達し、本学の卒業要件を満たした者に短期大学士(介護福祉学)の学位を授与します。
健康福祉学科が目指す人材を育成するために、次の3つの分野の教育を編成し実施します。
2年間にわたり、上記の教育を体系的・系統的に実施します。1年次は一般教養と介護の基礎を、2年次は専門教育と資格取得を重点的におこないます。
各教科目の成績評価は、シラバスに示された評価方法により、学修成果別評価基準(ルーブリック)に沿って、厳正に行います。学期毎及び累計のGPAを算出し、総合成績評価をおこないます。
健康福祉学科では、「幸せの基盤=健康」を柱に、高齢者や障害者の生活を支える介護福祉士、健康産業や医療事務等の福祉ビジネスパーソン、編入学と社会福祉士をめざすなど、地域共生社会で活躍する人材の養成をめざしています。そのため、人間と社会、介護の知識と技術、医療的ケアや介護ロボットなど進化・深化する介護等、時代に対応した多様な学びと進路選択ができるカリキュラムを提供しています。
この教育目的・教育方針に基づき、本学科では、次のような人の入学を希望します。
「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく名称独占の国家資格で、日常生活に支障がある高齢者や障害者の介護に携わる専門職です。当事者やその家族に、介護に関する指導もおこないます。
日本介護福祉士会 日本介護福祉士養成施設協会介護福祉士養成校における国家試験の導入について
2017(平成29)年度の卒業生からは、介護福祉士国家試験の受験資格が付与され、国家試験を受験できることになりました。
また、2017(平成29)年度から2026(令和8)年度までの間の、介護福祉士養成施設卒業生は、卒業から5年間、国家試験受験の有無に関わらず、介護福祉士の資格を有することとなりました。この卒業後5年間のうちに、国家試験に合格するか、連続して介護等の業務に5年従事するか、いずれかの条件を満たすことにより、5年間経過後も引き続き、介護福祉士資格を有することになります。
2027(令和9)年4月1日以降に卒業する学生からは、介護福祉士資格取得には国家試験への合格が必須となります。
介護職員として働く上で基本となる知識・技術・考え方を身につけて、介護をより高いクオリティでおこなえるようになるための資格(研修)です。
福祉事務所等に従事する公務員や施設の生活相談員等に任用される場合に必要となる資格です。厚生労働省の指定科目を履修することで取得できます。
レクリエーションの概念をさらに発展させ、集団での援助だけでなく、生きがいを創造するための活動を一人ひとりに支援することができる資格です。
NPO法人 アクティビティ・サービス協議会障がい者のスポーツの参加を支援。健康や安全管理に配慮した指導やスポーツの喜び・楽しさを伝える役割を担います。地域の大会や教室など、スポーツの現場におけるサポートを行います。
公益財団法人日本パラスポーツ協会公式HP福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながら適切な住宅改修プランを提示します。また福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスします。
東京商工会議所 試験情報介護福祉経営に関する法制度、財務会計、リスクマネジメント、コンプライアンス、人材育成など多岐にわたる知識を修得し、かつ、実務の現場において広くその知識・経験を発揮できる、「介護福祉分野の経営」を担う専門職です。
日本介護福祉経営人材教育協会