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シンチャオ(こんにちは)!!健康福祉学科の小平です。ベトナムのハノイから第3弾!!ダナンから首都ハノイに移動しました。今回の訪越の目的の一つである介護技能実習を経験した5名の方々とのインタビューを実施しました。
ベトナムに帰国された5名の内4名が介護関係に従事されていました。これまでの技能実習生の帰国後の研究では、日本で習得した技能・技術は帰国後、活かされていないという問題提起がありましたが、介護の場合、そうでもないことが分かりました。
帰国後も介護業務関連に従事されている4名の方々に、「もし、日本にまた行く機会があれば、何をしたいですか?」と投げかけたところ、なんと、4名全員が「介護福祉士資格を取りたい!」という回答がありました。
また、介護業務に従事していない方は、日本での滞在時にN1を取得して、その資格を活かして、IT系の難易度の高い資格を取得し、IT企業に勤務されてました。
5名全員の共通は、「日本に行って良かった!!」といきいきとした表情で語ってくれたことです。そして、現在もいきいきと仕事をしていることです。
技能実習制度に関しては、国際的にもいろいろと非難を受けていますが、今回のようなケースが増えていくと、世界からの見方が変わりますね。
金銭的インセンティブが低下している日本、非金銭的インセンティブをいかに高めていくか。新たな研究テーマが見えてきました。
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