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【R5魅力アップ授業⑤】生活支援技術Ⅴ 介護ロボット・ICTに取組む先進施設を見学!

2023年08月03日健康福祉学科

 2023年(令和5年)7月20日(木)健康福祉学科の2年生が、介護ロボット・ICTに先進的に取組んでいる特別養護老人ホームささづ苑と、地域密着型特別養護老人ホームささづ苑かすがの施設見学に行ってきました。

 今回の施設見学は、これまでの介護テクノロジーに関する講義、演習などをふまえ、現場での活用状況を知ることを目的としたものです。2つの施設では介護ロボット・ICTを活用して、業務の効率化を図ることで生まれた時間を、利用者さんに寄り添い、より人間的なケアを行う時間にあてられているため、介護分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)のモデルともいえます。

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<見学の実際>

 「眠りスキャン」や「ケアカルテ」の活用事例についてレクチャーを受けたあと、現場を見せていただきました。

 「眠りスキャン」は、シート状のセンサーをベッドのマットレスの下に敷くだけで、身体に何も装着することなく、寝返りや呼吸、脈拍などの体動を検出し、利用者の呼吸数や脈拍数、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作など、今の様子を遠隔で把握できるものです。

 「ケアカルテ」は、音声入力ができることで、場所を選ばずリアルタイムに記録することができ、記録業務の効率化に役立つものです。

 学生たちは職員の方々のお話に熱心に耳を傾けて、先進的な介護現場を体感することができました。

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<学生の感想>

  • 眠りスキャンやHug(移乗サポートロボット)などのICT機器を導入することで、職員の手間を少なくするとともに、利用者とのかかわりを増やすことにつながることを知りました。利用者の自立支援だけでなく、職員にもメリットがあることを学びました。

  • ユニット内にHug(移乗サポートロボット)やベッドへの移乗の際に用いる介護ロボットがあり、いつでも使えるようになっていました。夜、自分の部屋で眠れない方のために、廊下の途中に小さなスペースをつくり、そこで寝られるようにしているなどの工夫もされていました。

 たいへんお忙しい中、懇切丁寧にご対応をいただきました特別養護老人ホームささづ苑と、地域密着型特別養護老人ホームささづ苑かすがの皆さまに、深く感謝申し上げます。

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