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2023年(令和5年)7月20日(木)健康福祉学科の2年生が、介護ロボット・ICTに先進的に取組んでいる特別養護老人ホームささづ苑と、地域密着型特別養護老人ホームささづ苑かすがの施設見学に行ってきました。
今回の施設見学は、これまでの介護テクノロジーに関する講義、演習などをふまえ、現場での活用状況を知ることを目的としたものです。2つの施設では介護ロボット・ICTを活用して、業務の効率化を図ることで生まれた時間を、利用者さんに寄り添い、より人間的なケアを行う時間にあてられているため、介護分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)のモデルともいえます。
<見学の実際>
「眠りスキャン」や「ケアカルテ」の活用事例についてレクチャーを受けたあと、現場を見せていただきました。
「眠りスキャン」は、シート状のセンサーをベッドのマットレスの下に敷くだけで、身体に何も装着することなく、寝返りや呼吸、脈拍などの体動を検出し、利用者の呼吸数や脈拍数、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作など、今の様子を遠隔で把握できるものです。
「ケアカルテ」は、音声入力ができることで、場所を選ばずリアルタイムに記録することができ、記録業務の効率化に役立つものです。
学生たちは職員の方々のお話に熱心に耳を傾けて、先進的な介護現場を体感することができました。
たいへんお忙しい中、懇切丁寧にご対応をいただきました特別養護老人ホームささづ苑と、地域密着型特別養護老人ホームささづ苑かすがの皆さまに、深く感謝申し上げます。
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