2023(令和5)年5月16日(火)、「障害者ケア論」で富山市西保健福祉センター所長 春木 氏の特別講義がありました。
テーマは「知的障害者の支援の実際」で、富山市の障害者手帳取得者の状況を踏まえ、各種サービスの具体的な活用方法、知的障害の方が困っていること、接し方など、実践に基づくお話がありました。
最後に、地域で生活している知的障害者の方の事例の紹介がありました。
【事例1】高齢の母と知的障害のある子どもの2人暮らしへの支援
【事例2】知的障害のある母とその子どもへの支援
【事例3】子どもが高校卒業後に知的障害があるとわかった家族への支援
◎学生の感想
- 保健福祉センターの方が実例を挙げてお話をされていたので、とても説得力があって分かりやすかった。
- 自分で細かいと思っている言葉であっても、さらに細かくして伝える必要があるのだと分かりました。
- 知的障害とは何かと聞かれても症状や特徴などは書くことができなかったので、今日の春木先生の講義を受け、改めて理解、知識を深めることができたと感じました。
- 知的障害の方の支援方法を学べました。教科書の内容ではなんとなくしかわからなかったけれど、実際の事例を聞きながらどのような支援を行ったのかを知ることができて良かったです。
- 知的障害のある人の悩みを、教科書からではなく一番身近な方から聞くことができて勉強になった。レジでお金を払う悩みは、エディなど、かざして支払いができるカードが増えたので減ると思った。じろじろ見られることを悩んでいるとは思わなかった。障害の有無に関係なく、自分がされて嫌なことはしてはいけないと思った。教科書の事例よりも想像がしやすかった。こんなに近くに悩んでいる人がたくさんいるのだと知った。少しでも力になれたらよいと思った。