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食物栄養学科の2年次後期に、授業「応用栄養学実習」を開講しています。
この授業は、妊娠期、授乳期、乳児期、幼児期、学童期、思春期、成人期、高齢期など、ライフステージ別の栄養管理を念頭に置いた献立作成や調理を行います。
授業紹介:「妊娠期」をテーマにした調理実習(応用栄養学実習)
授業紹介:「離乳期」をテーマにした調理実習(応用栄養学実習)
授業紹介:「高齢期Ⅰ」をテーマにした調理実習(応用栄養学実習)
授業紹介:「高齢期Ⅱ」をテーマにした調理実習(応用栄養学実習)
1年次後期の授業「応用栄養学Ⅰ」では、各ライフステージ別の栄養管理と、特殊環境、ストレス、スポーツ時についての心身の特徴、食事摂取基準、栄養アセスメントや健康維持増進のための食事のあり方について学んでいます。
また、2年次後期の実習と並行して開講している授業「応用栄養学Ⅱ」では、ライフステージ別の身体的特徴や食事摂取基準を理解しながら、健康増進のための食事のあり方について修得します。
今回の実習テーマは、「アレルギー対応食」です。
栄養士の職場には、保育園や幼稚園などの未就学児を対象とする施設があり、多くの本学科卒業生も勤務しています。そのような職場で働くうえでは、離乳食や幼児食はもちろん、アレルギー対応食に関する知識や技能も身につけておく必要があります。
今回の実習では、アレルギー対応食の献立として、小麦粉を使わない「サバ缶カレー」、白玉粉を使用した「大根もち」、「大根餃子」、「フォーラーメン」、「米粉プリッツ」、「バナナマフィン」、卵を使わない「オムレツ」や「炒り卵」を作りました。
カレーは小麦アレルギーを想定して、カレールゥを使用せず、トマトジュース、ココア、練りごまなどの食材を使用して仕上げました。
当日の献立
料理その1
料理その2
食物アレルギー対策の基本は、該当する食品の除去です。しかし、除去することで不足するエネルギー、栄養素、そして見た目の印象など、本来の食事とできる限り近いものに仕上げるための工夫を施しました。
次回からは、これまで講義や実習で学んだ内容の総まとめを行います。
学生たちが少人数グループで考案したライフステージ別の献立を実際に調理します。ご期待ください。
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