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食物栄養学科の2年次後期に、授業「応用栄養学実習」を開講しています。
この授業は、妊娠期、授乳期、乳児期、幼児期、学童期、思春期、成人期、高齢期など、ライフステージ別の栄養管理を念頭に置いた献立作成や調理を行います。
授業紹介:「妊娠期」をテーマにした調理実習(応用栄養学実習)
1年次後期の授業「応用栄養学Ⅰ」では、各ライフステージ別の栄養管理と、特殊環境、ストレス、スポーツ時についての心身の特徴、食事摂取基準、栄養アセスメントや健康維持増進のための食事のあり方について学んでいます。
また、2年次後期の実習と並行して開講している授業「応用栄養学Ⅱ」では、ライフステージ別の身体的特徴や食事摂取基準を理解しながら、健康増進のための食事のあり方について修得します。
今回のテーマは「離乳期」です。子どもの成長段階に応じて、4つの期間に分けて献立を作成し、調理を行いました。
成長段階 | 献立内容 |
---|---|
離乳初期 | 「白身魚のみぞれ煮」、「洋風茶わん蒸し」 |
離乳中期 | 「パンのおじや風」、「ぎぜい豆腐」、「うどんの卵とじ」 |
離乳後期 | 「みどり和え」、「ヨーグルトのサラダ」、「チャウダーうどん」 |
離乳完了期 | 「さつまいもの黄金焼き」、「ピーチムース」 |
さらに、離乳期に炭水化物を摂取しやすいように「おかゆ」作りにも挑戦しました。水加減を調整しながら、お米が固い順に「軟飯」、「全がゆ」、「7分がゆ」、「5分がゆ」を調理しました。また、メーカーや成分が異なる9種類の粉ミルクの調乳も行いました。
献立の種類が多く、盛りだくさんの実習でしたが、楽しみながら実習に臨んでいる様子が見られました。
次回のテーマは「高齢期Ⅰ」です。ご期待ください。
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