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★健康福祉学科の授業紹介 障害者ケア論Ⅰ 知的障害者、精神障害者の支援の実際

2024年07月09日健康福祉学科

 2024(令和6)年521日(火)、64日(火)、富山市西保健福祉センターの保健師さんの現場での支援の実際について特別授業がありました。

1 知的障害者の支援の実際

 富山市の知的障害者の現状や障害の特性について話された後、3つの事例の紹介があり、実際に相談を受理されてからどのように地域でのネットワークをくみ、支援しておられるのか具体的にお話しいただきました。

 【事例1】 高齢の祖父と知的障害のある子どもの2人暮らしへの支援

 【事例2】 知的障害のある母とその子どもへの支援

 【事例3】 知的障害の子どもと家族への支援

<学生の感想>

  • 知的障害者の家族の支援を考えるときは本人の意思を尊重しながらも現実的にどのような対応ができるか考えなければならないが、その対応は関係機関が連携して対応していることが理解できました。
  • 知的障害者の方とコミュニケーションをする時に気をつけたら良いことや話し方などを学ぶことができました。
  • どうやってこれから対応していけばいいのかわかってよかった。もし自分の周りに同じ状況の人がいたら、自分にできることをしたいなと思った。
  • 知的障害のある方と関わる時には具体的にゆっくりと話すことを意識したいです。
  • 事例3つをみて、様々な知的障害の方の生活があるのだと知ることが出来ました。最適な支援を見つけ、障害関係なく良い生活が出来ることが大切だと思います。
  • 知的障害を深く知らなかったので、勝手な思い込みで偏見を持っている方が多くいることを知りました。この障害への理解がより深まり障害者の方が受け入れられる社会が来ればよいと思いました。
  • 知的障害者に指示するときは細かく何をどうするのか教え短い単語で分かりやすく話すことが大切だということが分かった。知的障害者の人は多くなっており支援していくことが大切だと思った。
  • 知的障害のある本人への支援だけではなく、家族の支援も必要であると思いました。
    若い世代ほど養育手帳所持者数が多いのは将来のことを考えてかなと思いました。知的障害の方と関わる時には具体的に分かりやすく伝えることが大切だとわかりました。

2 精神障害者の支援の実際

 富山市の精神障害者の現状について話された後、4つの事例について、学生がわかりやすいよう事例ごとに障害の特性やサービスの説明があり、具体的にどのように地域で支えているか講義がありました。

【事例1】 双極性障害の女性への支援

【事例2】 適応障害の母親とその家族への支援

【事例3】 精神障害のある一人暮らしの男性への支援

【事例4】 統合失調症の子どもとその家族への支援

<学生の感想>

  • 精神障害者の症状と実際に行っている支援方法を知ることができました。特に、双極性障害の方は躁状態になると日常生活が困難になるため、普段から本人と関わりを持って変化に気づくことが支援になると思いました。
  • 精神障害を持つ方と持たない方でコミュニケーションが変わってくると思うので今後の授業で学んでいきたい。
  • 色々な精神障害について知ることができて良かったです。もし身近な人が精神障害の疑いがあったら一緒に精神科に行ってあげたいです。
  • 精神障害は脳の病気だということがわかりました。精神と聞くと勝手にずっと心の病気だと思っていました。精神障害の方は見た目では分かりにくいため、より精神障害への理解を深めていくことが大切だと感じました。
  • 障害者であるからといった考え方ではなく、同じ一人の人として接することが大切。適度にストレスがあるのは大切かもしれないがストレスのためすぎはよくないと思った。自分なりのストレス解消法を考えておきたいです。

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