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専攻科食物栄養専攻2年生の応用栄養学特別実習の紹介です。
管理栄養士や栄養士は、業務で料理教室を担当する場合があります。
そのため、専攻科食物栄養専攻の2年次に、今まで座学で学んだライフステージ別の栄養管理についての知識を生かして模擬の料理教室を開催する授業「応用栄養学特別実習」を開講しています。
この授業では、学生たちが順番に講師を務め、テーマや対象者を設定して、授業を進行します。
本日は部活応援弁当を作ります
最終となる6回目のテーマは、「スポーツ栄養」です。
運動の種類にもよりますが、一般的に部活動やクラブチームでスポーツをしている場合、運動をしていない人よりも多くのエネルギーや栄養素が必要になります。練習量が多くとも、エネルギーや栄養素を適切なタイミングで必要量を摂取しなければ、良いパフォーマンスを発揮することが難しくなります。
今回は、野球部の生徒とその保護者を想定対象者として「エネルギー満タン 部活応援弁当」のテーマで料理教室を開催しました。
メニューは、「豚のしょうが焼き」、「アスパラのチーズあえ」、「もやしカレー」、「お好み焼き風玉子焼き」、「キャベツのコンソメスープ」で、お弁当箱に詰めて提供します。
メニューの紹介
スライドを使用した説明
動画を使用した視聴覚資料
今回の講師役の学生グループは、印刷物とパソコンのプレゼンテーション資料に加えて、動画の資料を作成しました。
高齢者人口の増加に伴い、在宅医療や訪問栄養指導などのニーズが高まっています。また、企業や個人が料理のレシピや調理手順を動画で紹介するWebサイトが多数存在します。このような観点から、自宅に居ながら料理教室を受講する方法を考えて、動画を使用した方法に至ったようです。
今後、栄養指導に動画を使用することがスタンダードになっていくのではないかと思わせるほど、説明用の資料として効果が高いと感じられました。
完成したお弁当
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