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本学の食物栄養学科では、基礎科目となる調理学分野において、知識と技術を結び付けながら学ぶため、入学して直ぐの1年前期で、講義と実習2つを同時並行で実施しています。5月中の講義で「米の調理特性」について行い、その中で「黒米」の内容にも触れたところ、授業終了後に学生から「黒米の調理をしてみたい!」、「黒米食べてみたい!」といったリクエストがあったため、2025(令和7)年7月9日(水)、11日(金)の授業で実際に調理をしました。
実施した調理学実習Ⅰの授業は、日本料理を中心に取り組んでいます。米は火加減を調整しながら、文化鍋で炊いています。白米のうち、約1割が黒米となるように混ぜ、塩味も足して焦げないように注意しながら炊きました。炊きあがりは黒米から色素が出て、きれいな赤色に染まった飯が炊けました。その他、混合だしのとり方やきゅうりの輪切りの技術面を復習しながら、全4品を調理しました。
まもなく前期授業は終了しますが、後期授業も引き続き、調理学実習で基礎を身につけていきます。
<学生の感想>
・黒米は白米と混ぜて炊いたけれど、少しの量でもしっかりと色がついて赤っぽくなっていたので驚いた。
・白米だけよりも食べた感じが重たくなくて、手軽に食べられる気がした。
・黒米を初めて食べたが、噛むとプチプチしておもしろい食感だった。家でも黒米を食べたいと思うほど美味しかった。
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