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今日の調理学実習は、西洋料理講習会です。講師の先生は、富山電気ビルレストランの堂田シェフ。メニューは、"とやまジビエ"のイノシシ肉を使ったキーマカレー等です。
ジビエとは、野生鳥獣の食肉を意味するフランス語です。ヨーロッパでは古くから高級食材として食べられていました。
日本では、近年、中山間地域でイノシシなどの鳥獣による農作物被害が問題になっており、畑を荒らす動物の捕獲が強化されていますが、捕獲された鳥獣のほとんどが処分されています。そこで、富山県では、捕獲された鳥獣を適切に処理し食用肉としてブランド化し"とやまジビエ"として有効活用する取り組みを進めています。捕獲した命を無駄にしない、そして、中山間地域の農業をも守るすてきな取り組みです。
今日は、このとやまジビエのイノシシ肉を使ったカレーを教えてもらいました。冷凍されたイノシシ肉のひき肉が加工施設から届きました。
「イノシシ肉は初めて見たし、食べたけど、とても美味しくて感動しました」「野生だからか、肉の味が強くて、いつもと違ったカレーでおいしかったです」初めてのイノシシ肉に驚きと感動があったようです。
取材もあって緊張しながらの実習でしたが、みんなで、命を感謝していただきました。
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