2025(令和7)年5月8日(木)と13日(火)から、幼児教育学科1年生の各クラスで、入学後初めての実習を付属みどり野幼稚園で行っています。
この実習は、「教育実習Ⅰ」の授業科目で、付属幼稚園との連携協力に基づく指導をとおして、幼児の発達の特徴、幼稚園教育、保育者の役割などを学ぶものです。
これから幼稚園へ向かいます
実習頑張ります!
担任保育者から本日の保育の「ねらい」を聞きます
姿勢を低くして観察記録をとっています
すがすがしい晴天の下、砂や水にふれて遊ぶ3歳児の姿
子どもの行動、その場の状況など事実を記録します
キャンパス内を散歩する3歳児
子どもたちの目線には鮮やかな花が映ります
「おねえちゃんせんせい、冒険バッグの中みて!」
観察実習を5月から6月にかけて4回実施し、その後は参加実習へとつなげていきます。参加実習では保育に参加しながら子どもとかかわっていき、子どもの姿をより深く理解できるように努めます。
4歳児クラス お風呂やさんごっこ
優しいまなざしで園児とかかわる実習生
保育終了後には担任保育者と振り返りを行います
みどり野幼稚園では、保育について語る時間を大切にしています
【 学生の学び・感想 】
- 観察実習では、子ども同士の会話に注目することで、遊びがどのように広がっていくのかを具体的に見ることができました。子どもの思いや考え、関係性などが見えてきて、言葉を通して気持ちを共有したり、アイデアを出し合ったりしながら遊びを深めていることに気づきました。
- 子ども同士のトラブルの場面では、双方の話を聞き「どちらが悪い」と決めつけずに、互いの気持ちに共感して、話し合いの援助を行うことが大切だと学びました。
- 初めての観察実習では、不安な気持ちでいっぱいでしたが、子どもたちがのびのびと遊んでいる姿を見て、それぞれの個性を知ることができました。一人一人に合わせた保育を行っていく必要性を感じ、保育者の関わり方について、もっと詳しく観察していきたいと思いました。