2025(令和7)年1月23日(木)、幼児教育学科2年生の専門科目「子どもと遊び」の授業の一環で、劇遊びの発表会を実施しました。
この授業の目的は、園生活における行事が、子どもが自ら環境に働きかけ、人と交流しながら活動する"遊び"の延長線上にあることを理解することにあります。
ぐりとぐら
ぽんたのじどうはんばいき
かいじゅうたちのいるところ
じごくのそうべえ
今回の劇遊びでは、絵本やお話の世界で遊ぶことの意味を理解したうえで、劇遊びで採り上げる題材の絵本をグループごとに選びました。
11ぴきのねこふくろのなか
また、以下の視点で、製作に必要な用具や素材などを準備して、言葉のおもしろさ、やり取りする楽しさを味わったり歌を作ったりしながら劇遊びの脚本としてまとめ、複数回にわたる授業内で遊びを展開していきました。
- 5領域の総合的な活動
- 劇遊びが発表会へとつながるプロセスを理解する
- 必要な役割に応じて活動を楽しむ
からすのパンやさん
パンどろぼう
めっきら もっきら どおんどん
【 学生の学び・感想 】
- 初めのごっこ遊びから、劇の完成までの過程を振り返ると、保育者の視点として達成感を感じられました。
- 子どもの気持ちになって、絵本の世界をどう表現したいかを考え、自ら楽しみながら活動を進めることができました。
- 劇を作る過程で、班のメンバーとの仲が深まりました。全員が協力して話し合ったり、道具を作ったりして楽しく発表を終えました。この授業があって、本当に良かったです。就職してからも、この連携を大切にして保育できるようにしていきたいです。
- 発表会や園行事は、子どもが主役なので、保育者の視点だけで物事を考えるのではなく、子どもの興味や関心に沿った活動を展開したり、子どもの意見を取り入れたりするなど、子どもたちが主体的に取り組めるよう、保育者が援助していくことが大切だと感じました。
- 試行錯誤しながら活動をする中で、少しずつ形になっていく過程がとても楽しく、発表の日が近づくにつれ、それぞれが役に入り込むことができていました。