2024(令和6)年11月30日(土)、健康福祉学科1年生6名が、NPO法人グリーンツーリズムとやま
の「とやま農業・農村サポーター」として、南砺市小院瀬見において、用水路の清掃ボランティア活動を行いました。
南砺市小院瀬見地区は、南砺市の西部にあり、すべての田んぼで農薬・化学肥料を用いない自然栽培に取り組んでいる4軒8名の村です。4軒8名の小院瀬見地区の生活に興味を持った学生が友人を誘って参加しました。
融雪に必要な用水の江ざらえ(側溝の泥上げ)と、水を流すための道路の整備作業を行いました。
【 学生の感想 】
- 山での生活には多くの人手がいるとわかりました。今後、人口減少が進めばボランティアに参加する方も減ります。人手が集まらなくなると、人の集め方の工夫や人手以外での方法を考えるなどしなければならないと思いました。何処でも人が少なくなるので、他人事ではないと感じました。
- とても広範囲に落ち葉があり、たくさんの力がないと大変だなとわかりました。今回とてもたくさんのボランティアの方々が集まっていて無事にきれいになりましたが、これからもっと参加してくる人が減ると思うので、こういった活動を広めたいなと思いました。機会があったらまた参加したいです。
- 用水路にたくさんの枯葉がありました。50人程度で掃除してやっと綺麗になり、とても大変でした。住民の人は水道が通っていないため、水をろ過して飲んでいることを知り、驚きました。またこのような機会があったら参加したいと思いました。
- 家に水道が通っていなくて驚きました。私たちが不自由なく生活しているのが申し訳なくなりました。ボランティア中に地域住民の方が何回も助けあっておられるところを見ました。山で生活するには、お互いに助けあうことが大切だと学びました。ボランティアを通して村の人のために役立つことができてよかったと思いました。
本格的な降積雪期前の大事な作業でした。
雨が降る中での活動になりましたが、みなさん大変お疲れさまでした。