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富山県老人クラブ連合会から、食物栄養学科の学生さん達と一緒に、地域料理の伝承教室(多世代交流イベント)を企画したいとの依頼があり、1年生に声をかけたところ、たくさんの学生が参加したいと希望してくれました。少し、料理をするのに慣れ、楽しくなってきたのでしょうか。積極的な1年生です。
2024(令和6)年11月30日(土)高岡市ふれあい福祉センター調理室で「おばあちゃんたちと楽しむ料理教室」が開催され、15名の学生が参加させてもらい、老人クラブ連合会の元気で優しいおばあちゃんたちと一緒に、郷土料理を教えてもらいました。
知らない人と一緒のグループで最初は緊張していた学生達も、「何年生?」「家はどこ?」「あんたのお祖母ちゃん元気なが(の)?」どんどん聞かれる質問に答えていくうちに、少しずつ打ち解けていったようでした。「これしましょうか?」「何切ったら良いですか?」「私の祖父母は県外に住んでいて・・・」と楽しく会話も進んでいました。
笹ずしを作りました。酢飯のもとになる"魔法の粉"をご飯に混ぜて冷まし、冷凍保存してくださった笹の葉に酢飯、酢でしめた鮭や鯖の切り身としょうがをのせて包んで、牛乳パックのような箱に入れて、輪ゴムで押しをしていきます。「今晩が食べごろですよ」と言われ、「やった!」「おいしく出来ていたらよいなぁ」と嬉しそうでした。
異世代の方と関わることの少ない学生達ですが、この料理教室でおばあちゃんたちの優しさにふれ、お年寄りへの敬意と親しみを感じたようでした。
笹ずしづくり
料理教室の様子
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