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奥野ゼミは、「高齢者を対象としたeスポーツ体験交流プログラムの開発に関する実践研究」をテーマとし取り組んでいます。
2024(令和6年)8月7日、学生たちが考えたeスポーツ体験交流プログラムをもとに、呉羽地域の高齢者のみなさんと交流を行いました。
学生たちは、高齢者が楽しめるゲームソフトの選定や時間配分、学生の役割など事前準備を重ねてきましたが、高齢者のみなさんに楽しんでもらえるか、ちゃんと説明が伝わるかなど、緊張しながら始まりました。
まず、学生からeスポーツの効果と魅力について説明をしました。そのあと、今回行う「太鼓の達人」の操作方法を紹介し、参加してもらいました。
※太鼓の達人とは、「楽曲のリズムにあわせて太鼓を叩く」というシンプルな操作で、こどもから大人までみんなで楽しめる和太鼓リズムゲームです。
終了後、学生が考えたeスポーツ体験交流プログラムの良かった点や課題を明らかにするため、参加者にインタビューを行いました。
高齢者の皆さんからは、「おもしろい」「久しぶりにゲームして楽しかった」といった声が聞かれました。そのほかにも「音楽のテンポが速くて、難しい」「ほかのゲームもしてみたい」という声もありました。
学生たちも、「高齢者になじみのある曲にすればよかった」「操作方法は、もっとわかりやすい工夫が必要だった」などと振り返っていました。
学生と地域の皆さんが楽しそうに取り組む姿、そして笑顔で交流する様子から、学生にとって貴重な経験になったようです。
この研究の結果は年内に報告集にまとめるとともに、2月上旬に発表会を開催することを予定しております。
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