2023(令和5)年7月13日(木)、「認知症高齢者に対するQOLの向上実現への取組み」をテーマに、射水万葉会天正寺サポートセンターの高桑センター長より特別講義を実施いただき、天正寺サポートセンター内での様々な取り組みを紹介いただきました。
学生は、パワーポイントのスライドや実際に行われている取組みの映像、そして高桑センター長の巧みな語りに引き込まれ、認知症の方々の「できること」の引き出し方を深く考えることができた時間となりました。
【学生の感想】
- 認知症になってもできる部分を見極め、サービスを提供していくことが大切であると学びました。できない部分よりもできる部分を見つけるケアはポジティブでいいなと思いました。
- 利用者をよく知らないと、「できる」ことは何で、「できないこと」は何かを見極めることができないので、普段から利用者を観察していくことが職員の役割になると思いました。できないことでも環境を整えていくことでできるようになり、利用者の笑顔につながっていくと思いました。
- 利用者も職員も一緒になって、一生懸命カターレ富山を応援する姿がとても素敵だと思いました。利用者の方が支えられる側ではなく、支える側となることで、「がんばろう」と思え、生きがいにもつながるのだと思いました。
- コース料理の取組みでは、雰囲気から本格的に行い、目の前で調理されることで、音も楽しむことができるのは、食事が楽しくなる工夫だと思いました。
- ICTを施設に導入することで、利用者の状態をリアルタイムで把握することができ、スタッフの業務負担も少なくなるうえ、利用者のアセスメントにも役立つことがわかりいいと思いました。