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「給食管理実習」は、2年前期に給食実習室で大量調理の機械を動かして調理を行い、給食の運営全般を学ぶ実習です。
1年生の時に講義で学習はしましたが、実際に機械を使ってみて分かること、45人分もの食事を作ってみて分かることがたくさんあります。「百聞は一見に如かず」です。
最初から難しい献立はできませんが、立体炊飯機や回転釜、スチームコンベクションオーブンを使って、2023(令和5)年4月19日(水)と21日(金)に、2年生は初めて給食を作ってみました。
授業後、学生は「作業はそんなに多くは無かったが、材料の量や機械や調理器具が大きくなっただけでとても大変だった」「普段の速さで調理していては、全然間に合わないことがやっと分かりました。家でもっと速く切れるように練習します」と話しており、実際に体験して、課題や目標が見つかったようです。
また、大量調理はチームワークが大切です。協力し合い、助け合って実習を進めています。
「大量調理は自分だけで動くのではなく、周りの人と協力して行うことで、早く仕上げていけることが分かりました」「周りの音がうるさいので、声を大きくはっきり言わないと誰にも伝わらず、作業がもっと遅れていきました」「人が作ったものを評価することは簡単だけど、いざ作ってみると大変さがとても分かり、感謝して食べようと感じました」と学んだことが多かったようです。
実習のたびに新しい体験や学習を積み重ね、栄養士としてのスキルと思いやりを身に付けています。
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