2020(令和2)年9月25日(金)と10月3日(土)、富山短期大学付属みどり野幼稚園の運動会が、本学体育館で開催されました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、平日と土曜日の2回開催となり、幼児教育学科1年生が平日は実習の一環として、土曜日は有志12名がボランティアとして、運動会の運営補助として参加しました。
1年生は、9月に付属みどり野幼稚園で教育実習を経験しており、運動会に至るまでの過程をよく見てきました。
この活動をとおして、運動会における保育者の役割を体験して学ぶとともに、子どもたちの成長を感じることができたようです。
運動会会場 = 富山短期大学G館 体育館
みんなで「健康筋肉体操」
実習の一環で運営補助として用具を運ぶ学生
手作りの鳴り物を使った「応援タイム」
4人でしっかり支えています
かけっこのゴール付近で園児を応援
次のプログラムに必要な用具を学生同士で協力して運びます
跳び箱に挑戦する園児を間近で見守ります
ことしの運動会のテーマと子どもたちの気持ち
スムーズな進行を心がけ、機敏に動きます
板登りを支えます
年長児によるリレー
【 参加した学生の学び・気づき 】
- 実習期間中に、運動会の種目であるサーキットやリレーに挑戦する姿を見ていたため、当日の子どもたちの頑張りや最後まで諦めない姿に、とても感動しました。
- 5歳児のリレーでは、本番まで何度も取り組む中で、チームが負けると悔しくて泣いてしまう子がいたり、どうすれば勝てるのか、子ども同士で作戦を考えたりする姿を見てきました。幼稚園の先生から本番の結果だけでなく、そこに至るまでの過程が大事だと教わり、取り組みの過程の中で子どもたちが日々学び、成長していることを実感しました。
- 3歳児は「運動会」という行事に平気で参加できる園児と、集中力が持続できなかったり、環境の変化に戸惑ったりする園児が見られました。幼稚園の先生方は、決して無理強いすることなく、子どもの姿を見守ることを優先しておられる様子でした。これまで、保育を学ぶまで知らなかった保育者の援助の仕方を間近で学ぶことができました。
- 「やればできる」を合言葉にした運動会開催までの取り組みと当日の運営補助を経験したことで、何事にもチャレンジすることの大切さを学びました。子どもが持つ無限の可能性を引き出せるような保育者になりたいです。
富山短期大学幼児教育学科では、付属幼稚園が同じキャンパス内にあるため、実習以外の行事でも子どもたちと交流することができ、2年間継続して子どもたちの成長にふれることができます。