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授業紹介:応用栄養学特別実習 3(スポーツ栄養)

2020年06月24日専攻科食物栄養専攻

 専攻科食物栄養専攻では、2年次前期に授業科目「応用栄養学特別実習」を開講しています。

 この授業は、1年次の栄養学特論Ⅱで学んだライフステージ別の栄養管理について、実際に調理、献立作成や栄養教育の実習を行うものです。

 授業紹介:応用栄養学特別実習 1

 授業紹介:応用栄養学特別実習 2(離乳食)

 2回目の模擬料理教室となる今回のテーマは、「骨と体を強くするアスリートの食事」です。

 カルシウムとたんぱく質に重点をおいたアスリート向けの食事を作りました。

 アスリートが抱える栄養に関する問題として骨粗鬆症があげられます。

 カルシウムはアスリートに不足しがちな栄養素で、骨粗鬆症予防や体を強くすることを目的とし、カルシウムとたんぱく質が豊富に含まれる献立を検討しました。

 考案した献立は、主食:「釜揚げしらす丼」、主菜:「鶏の照り焼き」、副菜:「小松菜の白和え」、汁物:「具だくさん味噌汁」、付け合わせ:「千切りキャベツ、トマト」、果物:「リンゴ」、乳製品:「水出し珈琲牛乳」です。

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調理中の様子

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調理中の様子

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調理中の様子

 今回の献立で、キーポイントとした食材は「しらす」です。しらすにはカルシウムとビタミンDが豊富に含まれています。

 ご飯にのせて丼ものにする、お浸しに混ぜるなど、手軽な方法で栄養を摂取できるため、食事に手間がかけられないアスリートにも扱いやすい食材だと考えられます。

 そのほかにも、しめじ、小松菜や木綿豆腐といったカルシウムを豊富に含む食材、カルシウムの吸収率を高める食材を白和えで使用しました。

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できあがったアスリート食

 今回の献立は、複雑な調理もなく簡単にでき、アスリートに必要なエネルギー量をしっかり摂れるものになりました。

 次回は、「アレルギー対応食」のテーマで実習を行います。