2019(令和元)年11月22日(金)13:00から、A館プレゼンテーション・スタジオで「令和元年度 総合的研究(卒業研究)発表会」を開催し、健康福祉学科となって初めての卒業生となる学生たちが9つのグループに分かれて研究成果の発表を行いました。
【発表テーマ】
- 介護の仕事の広報に関する高校生と介護職員との意識比較
- 福祉専門職を目指す学生のボランティア体験の意義と比較調査
- パワーアシスト型ロボットの普及と現状
- 新湊旧市街における高齢者の移動手段について ~高齢者が活躍する街づくりをするために~
- 富山県内における移動販売事業と利用者の実情について
- 利用者の衣服着替えについて ―就寝・起床時の職員の負担感―
- 富山市内の特別養護老人ホームにおける災害時食体制の現状と課題
- 富山県内の認知症対応型共同生活介護における料理活動
1年生たちは、聴講して発表する先輩の姿をとおして1年後の自分の姿をイメージしている様子でした。
また、外部の有識者の方々にもご来場いただき、学生たちが取り組んできた内容をご覧いただくとともに、学生に対して質問やアドバイスなどをいただきました。
【 2年生の感想 】
- 普段の授業と違い、調べた理由や明らかになったことの根拠などを深く学ぶことが必要でした。短大で学んだことを最大限に活用して研究することができてよかったです。
- 自分たちの研究を今の一年生に引き継いでもらって、もっと研究を進展させてほしい。
- 研究を始めると、多くの論文を読むことになり、頭がパニックになりました。ですが、論文調査を行ったうえでアンケート調査を行ったので、まとめることができました。研究はグループでやると自分とは違う発想が出てきて楽しかったです。
【 1年生の感想 】
- 「富山県内の認知症対応型共同生活介護における料理活動」の発表は、私たちの進めようとしている認知症改善の研究で、「料理療法」に関心があるので非常に興味深く、参考になりました。
- 春に、中間発表を聞いた時点では全く分かりませんでした。今回の発表では、私自身の知識も増え、研究集の文章や発表内容が理解でき、興味をもって聞くことができました。
- 研究の内容について、現場で働く来賓のみなさんからの意見を聞くことができて、たいへんよかったと思います。来年は私たちがあの場に立ち、研究したことについて発表するため、今日の先輩方の発表を参考にしていきたいと思います。