2025(令和7)年2月4日(火)、幼児教育学科 総合演習発表会を開催しました。
「総合演習」は、学生がこれまでの授業や実習で得た知識・問題意識をもとに、グループごとに研究テーマを設定し、調査・分析した結果をまとめて発表するもので、2年間の学びの集大成となる科目です。
学科長のあいさつから始まり、発表・質疑応答の際の注意事項について説明を行った後、2年生84名が、9分野30班に分かれて、幅広い分野・領域の研究成果を発表しました。
今回の発表会は、学内の2会場に分かれて同時並行で実施しました。
なお、当日のプログラムは、次のPDFファイルをご覧ください。
R6総合演習発表会プログラム.pdf
「ドッジボールが苦手だと感じる人の指導法の研究」
「保育者の働き方と魅力に関する研究」
ー保護者・潜在保育者等・学生の視点からの考察ー
司会や会場係は学生が担当します
造形表現ゼミで制作した大型紙芝居の紹介
「かのんちゃんのわくわくけーき」
保育現場の先生も非常に関心を示されたテーマです
「Let's Dance ー 一体感を感じられる身体表現ー」
音楽表現ゼミで考案したダンスの実演
各班の発表後には、質疑応答を設けており、2年生や学科教員だけでなく、1年生からも質問がありました。
また、調査・研究にご協力いただいた県内の複数の認定こども園の園長先生や、富山国際大学 子ども育成学部の教員の方々の参加もあり、温かい助言や感想をいただきました。
こども園の園長先生から温かいお言葉をいただきました
フロアからの質問に回答する学生
【 参加した1年生の感想 】
- 保育の課題や現状をする貴重な機会でした。データや根拠を基にした研究は、とても分かりやすくためになりました。
- 外国籍の子どもとの関わりや、食育など、気になっていた分野の発表が多くありました。先輩方の研究成果を参考にして、現場で生かしていきたいと思います。
- どの班もテーマに沿って、さまざまな視点から調査や研究がされていて興味深かったです。自分は何に興味や関心があるのかに気づくことができたので、今後につなげていきたいです。
【 発表した2年生の感想 】
- 1年間、同じ班のメンバーと協力して研究することができました。まだ、分析が終わっていないデータもあるので、これからも研究を続けていきたいと思います。
- 研究を進めていく中で、現職保育者の保育方針や方法が詳しく分かりました。就職前に、障害受容についての学びを深めることができ、保育を行っていく上で自信につながっていくと思います。
- 実践を通してたくさんの親子とふれ合うことができ、より深い学びや達成感を感じることができて良かったです。