2024年11月16日(土)、幼児教育学科1年「子どもと造形表現」の授業で、富山県美術館に出かけました。
今から鑑賞、PとTです!
企画展では「第14回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2024」を鑑賞しました。世界78の国と地域から応募されたポスター作品と共に富山県美術館が収蔵する作品の「コレクション展示」もじっくり鑑賞しました。
コレクション作品(ポスター)鑑賞中
コレクション作品(絵画)鑑賞中
学生一人一人が自由にポスターの多様な表現方法やメッセージを読み取ったり、収蔵作品の魅力を感じたりすることを楽しみました。
併せて、屋上遊具、「インタラクティブアート」体験ホール、キッズルームやアトリエ等にも訪れ、幅広い世代が利用できる環境の工夫がされていることを学びました。
ガムテープの作品と共に・・・パンダポース
インタラクティブアート体験中
コレクション作品(椅子)鑑賞中
コレクション作品(椅子)体験中№1
コレクション作品(椅子)体験中№2
コレクション作品(椅子)体験中№3
屋上遊具 ピンクの○○○○
【 学生の学び・感想 】
- 色々な作品を見て「どうして?」「ここから見たら分かる!」などと、作品とタイトルを見合わせて作者の気持ちを考えてみたり、友達と相談しながら首の角度を変えて作品を見たりして、沢山の作品と触れ合うことができとても良い時間になりました。美術館の作品を見ていると心が落ち着きリラックスできたので、自分が疲れた時や落ち込んでいる時にまた作品を見に行き癒されたいと思いました。
- 美術館自体あまり行かない身だったのですが、ここに来て初めて芸術作品というものが素敵だということがわかりました。作品それぞれにいろんな良さがあり、お気に入りを探していると自分がどんなものに興味を持っていて、どんなものに惹かれるのかがよくわかる感じがしました。
- ADHDのポスターが印象に残りました。授業で習ったばかりだったので、他の作品と比べると自分の考えをもって鑑賞することができました。障害に対しての理解を促す内容で、様々な色が使われたポスターは、人々の理解や多様性を訴える意味が込められていると感じました。
- 今回の見学を通して、多くの素敵な作品に出合うことができました。自分が保育者になったら子どもたちの多彩な表現を尊重し、子どもたちの作品を上手い下手で評価する保育ではなく、子ども自身の作品の世界を認めてみんなで共有していけるような活動をしたいと思います。
- 富山県美術館は建物や屋外などがすべて展示室のようで、私はとても好きです。置いてある椅子やエレベーターまでもが芸術的で、ずっと作品を見ているようです。通路にも動物の作品や彫刻のシロクマが展示されていて、どこへ行っても楽しかったです。
- ポスター展では、ポスターを通してそれぞれの思いを表現することがとても面白く感じました。油絵や水彩画など、普段から比較的目にしやすい絵画とは違った発色や表現方法で、作品の中にも文字が多く使われていて表現の違いを感じました。作品に込められた思いをより強く伝えたいという作者の主張が表れていたと思います。