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専攻科食物栄養専攻1年生の体験研修を実施しました

2024年10月30日専攻科食物栄養専攻

 2024(令和6)1025()に、専攻科食物栄養専攻1年生の体験研修を実施しました。

 昨年に続き、日本栄養士会主催の「2024年度全国栄養士大会」にオンライン参加し、講演動画コンテンツを視聴して研修するとともにクラスの交流を図りました。

 今年度の全国栄養士大会は、「認知 ~自分を知り、相手も知る~」のテーマで実施され、22の動画コンテンツのうち、各自興味を持ったものを視聴し、その内容と、おすすめポイントを紹介しました。それぞれに動画の見どころや興味をそそる箇所がわかる内容の発表となりました。その後は休憩とおやつタイムをとり、楽しく交流を図りました。

 後半は、女子栄養大学栄養学部 武見ゆかり先生の「健康日本21(第三次)推進におけるロジックモデルとアクションプランの必要性」を参加者皆で視聴しました。ロジックモデルの説明や最新の取り組みなど、とても興味深い内容でした。

【学生の感想】

・自分の知りたいことをより深く学ぶことができました。この学びを今後に活かしていきたいです。栄養学は日々更新されていくものなので新しい知識を増やしていけるようにしていければと思います。

・様々な分野から見た食事、栄養指導などの栄養学について学ぶことができとても面白かったです。改めて、栄養の分野は多岐にわたり、それぞれが関連しあっているのだと理解しました。管理栄養士は、人と関わる職業なので、「自分を知り、相手を知る」ことがより重要になってくると思いました。

・まだ視聴していない動画コンテンツについても、知識の幅を広げるために興味をもって勉強したいと思いました。11人がそれぞれ動画をみて、紹介をすることで、短い時間でも簡単にではあるがほかの動画のことを知ることができてよかった。健康日本21(第三次)についての動画は、特に健康格差についての説明が具体的な例なども挙げていたため、とても分かりやすかった。

・ポピュレーションアプローチについて、実際の取り組みや、ポピュレーション戦略の枠組みや介入などを知ることができてよかった。

・動画で紹介されていた減塩対策に関して、日本ではファミリーマートが減塩の弁当を販売していることを知りました。日本のみならず世界中でも活動が行われ、ニューヨークではすべての商品でカロリー表示を義務付けることで食塩摂取量や1人当たりの摂取カロリーが有意に減少したということが分かりました。

・世界で健康のための様々な取り組みや呼びかけがなされていると分かり、管理栄養士・栄養士も人々の健康を支える大切な役割であるので、正しい知識を身につけて情報の提供ができるようになりたいと感じました。

・数々の研究が現在進行形で行われ、新しい知見を得ることも多くなると思うので常に学ぶ姿勢・態度を忘れないようにしたいと思います。

・普段の授業では聞くことができないような、講義を聞くことができてとても面白かったです。すべての動画を視聴することはできなかったですが、クラスのみんなの話を聞いて、興味深い話がたくさんありました。

・ヒトの体のことや栄養学的な面では年々新しい情報に変わっていくので、ネットの情報を鵜吞みにせずに、論文や本から情報を得ることが大切だと思いました。

・今日の動画を見てみて、今の日本はどのような状況下であるのか、その上でどのように対処していく必要があるか考えることができたと思う。個人で見た動画ではサプリメントと食事をどのようにバランス良く摂取すると良いのかなどを利用者に伝えていく必要があると思った。

・低栄養により、サルコペニアの発症や基礎代謝やエネルギー消費低下などが見られ、そのために良質な栄養素を摂取することが大切であることを再確認しました。

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      体験研修の様子1

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      体験研修の様子2