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2024(令和6)年6月22日(土)、「子どもの最善の利益と質の高い教育」―こどもまんなか"保育"の実現に向けて―を主題に、第51回幼児教育研究会を、本学E館とG館体育館を会場として開催しました。
午前中に「小学校教育との連携・接続の充実を目指して」、「基本動作から学ぶ安全な幼児の身体活動」、「多様なニーズのある子どもの保育」をテーマに3つの分科会を行いました。
午後には、「自発的な『遊び』を通しての保育」をテーマに、講演・意見交換を実施して研修を深めました。
本学学生と、県内外の幼児教育関係者合わせて、約170名が参加しました。
●第一分科会 「小学校教育との連携・接続の充実を目指して」
座長:四杉 昭康(本学教授)
話題提供:南田 理沙 氏(福野青葉幼稚園)
浦谷 果奈 氏(入善町立さわすぎ保育所 現:入善町立こあら保育所)
幼児教育から小学校教育へ、教育の連続性・一貫性を確保するためにどのように連携しているのか、2つの園から事例を発表していただきました。事例を手がかりにして、参加者全員でグループ討議を行い、接続のあり方について考える機会となりました。
●第二分科会 「基本動作から学ぶ安全な幼児の身体活動 ー幼児の自主性を尊重した身体活動の提案ー」
座長:塩見 一成(本学講師)
話題提供:橘 秀和 氏(射水市体操協会)
蒲原 達也 氏(特定非営利活動法人こすぎ総合スポーツクラブきらり)
子どもたちの健やかな成長をサポートするために、子どもの運動(動き)について、体育館で実技を踏まえて行いました。
●第三分科会 「多様なニーズのある子どもの保育」
座長:河﨑 美香(富山国際大学 准教授)
話題提供:池田 奈津 氏(萩浦保育園)、奥野 香奈子 氏(西田地方保育園)
2つの実践事例をもとに、参加者全員で対話しながら、インクルーシブな保育を推進していくための方途を探りました。
●講演・意見交換 「自発的な『遊び』を通しての保育」
講師:戸田 雅美 氏(東京家政大学 教授)
子どもがわくわく遊ぶからこそ育つ保育について、具体的な「遊び」の姿の事例をたくさん交えてお話しいただきました。
今回、研究会に参加してくださいました皆さまをはじめ、本学園ならびに本学科の教育活動に理解とご協力をいただいている皆さま方に深く感謝申し上げます。
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