健康福祉学科の1年前期に「教養演習」があります。この「教養演習」では、少人数でのゼミクラス方式を取り入れています。基礎的な学習を合同でおこなった後、グループに分かれてそれぞれが設けたテーマで調査をおこない、発表会を開催するほか、大学祭ではポスター発表もしています。
今年度も対象地域を呉羽6地区とし、グループ割りをして取組みました。私のグループは障害者の就労支援に興味をもち、呉羽地区にある社会福祉法人フレンドリー会さんへインタビュー調査に訪れました。
当日は理事長様と施設長様が、学生たちの質問に答えてくださいました。
学生たちの感想
- 幅広い年代の方が働いており、一人ひとりが一生懸命に作業をこなしている姿が印象的でした。 障害者の方も高齢化していくというお話を聞き、確かにそうだなと納得するとともに、これは障害者就労支援施設の課題でもあると感じました。
- これまで高齢者福祉施設を訪問した経験はありましたが、障害者支援の事業所に訪問するのは今回が初めてでした。自分にとって新しい世界を目の当たりにし、これからいろんな見聞を広げていきたいと思います。
- 利用者の皆さんは私たちに元気よく挨拶をしてくださったり、ダンボールを組み立てるという仕事ひとつでも正確に行うために形に合わせるなど工夫をしていたりと、その働きぶりは障害者だと言われても私たちと何も変わらないように感じました。
- 障害者就労支援施設に行くのは初めてではなかったけれどその施設によってされている仕事や、その仕事をするための工夫、環境、雰囲気などそれぞれに特色があり見学することが出来てとても勉強になりました。
フレンドリーハウスのみなさま、大変お忙しい中、どうもありがとうございました。