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愛鳥週間行事として呉羽山で野鳥観察を行いました

2024年05月28日幼児教育学科

 2024(令和6)年5月11日(土)、幼児教育学科1年生「野鳥観察の日」として富山市の呉羽山一帯の自然散策を行いました。  

 このイベントは、富山県(自然保護課)が主催する愛鳥週間行事の一環であり、愛鳥週間(5月10日~16日)にあわせて、野鳥を中心とした自然に関心をもち、自然と人間とのかかわりについて体験的に学ぶもので、今年で46回目になります。(共催:富山県自然博物園ねいの里)

 また、この活動は、1年生の「基礎演習」の授業としても位置付けています。

野鳥の鳴き声が響き渡ります

野鳥の鳴き声が響き渡ります

 学生たちは5班に分かれ、爽やかな新緑の中で、ナチュラリスト(県自然解説員)や県自然博物園『ねいの里』の職員の方々から、野鳥の羽の色や鳴き声、飛び方などの特徴を聞きながら、安養坊の八幡社から遊歩道を長慶寺の五百羅漢まで約2kmにわたって散策しました。

班ごとに爽やかな新緑の中を散策していきます

班ごとに爽やかな新緑の中を散策していきます

 道中では、森のあちこちから聞こえてくる鳥のさえずりに耳を澄ませたり、手で植物にふれたり、図鑑を片手に双眼鏡で観察したりしながら、この時期ならではの新緑の呉羽山の自然を満喫しました。

「鳥合わせ」この日出会った野鳥を振り返ります

「鳥合わせ」この日出会った野鳥を振り返ります

 この自然とのふれ合いは、身近な自然や環境教育について考える機会となりました。将来、幼児教育に携わる学生たちにとって、子どもたちと一緒に自然に親しみ、自然への関心を高めていく活動を実践するうえで貴重な経験になりました。

学生の代表が感謝の気持ちを伝えます

学生の代表が感謝の気持ちを伝えます

 この活動をとおして、幼児教育学科がめざす人材育成の柱の一つである「豊かな感性と子どもへの深い愛情を育む全人教育」として、まさに体験を通しての気づきを重視した授業内容と課外活動によって、一人ひとりの感性が磨かれたことでしょう。  

 今回お世話になった県職員とナチュラリストの皆さま、ありがとうございました。

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県職員の方の説明にじっくりと耳を傾けます

双眼鏡で、鳴き声の主を探します

双眼鏡で、鳴き声の主を探します

図鑑や鳴き声等から野鳥の特徴を確認します

図鑑や鳴き声等から野鳥の特徴を確認します

学生の学び・感想
  • クラスのみんなと一緒に呉羽山を散策しながら、鳥の鳴き声や新緑の自然を肌で感じることができました。鳥の鳴き声を聞いて、鳥の名前を当てたり、双眼鏡や望遠鏡で鳥の動きや体の模様を観察したりしてとても勉強になりました。

  • 今回の経験を生かして、植物や野鳥について、子どもたちに分かりやすく伝えたり、教えたりできるようになりたいと思いました。また、ねいの里のイベントなどにも参加してみたいと思いました。

  • 9種類の鳥を実際に観察することができました。一番印象に残っているのは、コゲラです。キツツキのように木をつついていました。思っていたよりも小さくかわいいと感じました。鳥の鳴き声の違いは、耳を澄ませて聴くとよく分かりました。

  • 久しぶりに森の中に入って、野鳥観察をしました。自分自身、年齢が上がるにつれて植物をじっくり観察したり、鳥の声に耳を澄ませたりする機会が減っていたので、今回とても新鮮な気持ちで参加することができました。保育者になったとき役立つ情報も数多く教えていただき、とても勉強になりました。