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2024(令和6)年5月11日(土)、幼児教育学科1年生が「野鳥観察の日」として富山市の呉羽山一帯の自然散策を行いました。
このイベントは、富山県(自然保護課)が主催する愛鳥週間行事の一環であり、愛鳥週間(5月10日~16日)にあわせて、野鳥を中心とした自然に関心をもち、自然と人間とのかかわりについて体験的に学ぶもので、今年で46回目になります。(共催:富山県自然博物園ねいの里)
また、この活動は、1年生の「基礎演習」の授業としても位置付けています。
学生たちは5班に分かれ、爽やかな新緑の中で、ナチュラリスト(県自然解説員)や県自然博物園『ねいの里』の職員の方々から、野鳥の羽の色や鳴き声、飛び方などの特徴を聞きながら、安養坊の八幡社から遊歩道を長慶寺の五百羅漢まで約2kmにわたって散策しました。
道中では、森のあちこちから聞こえてくる鳥のさえずりに耳を澄ませたり、手で植物にふれたり、図鑑を片手に双眼鏡で観察したりしながら、この時期ならではの新緑の呉羽山の自然を満喫しました。
この自然とのふれ合いは、身近な自然や環境教育について考える機会となりました。将来、幼児教育に携わる学生たちにとって、子どもたちと一緒に自然に親しみ、自然への関心を高めていく活動を実践するうえで貴重な経験になりました。
この活動をとおして、幼児教育学科がめざす人材育成の柱の一つである「豊かな感性と子どもへの深い愛情を育む全人教育」として、まさに体験を通しての気づきを重視した授業内容と課外活動によって、一人ひとりの感性が磨かれたことでしょう。
今回お世話になった県職員とナチュラリストの皆さま、ありがとうございました。
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