2024(令和6)年4月24日(水)、現2年生が1年後期の2月19日(月)から3月8日(金)の3週間にかけておこなった「介護計画実習」の実習報告会を開催しました。
2年生はこの実習で一人の利用者を初めて受け持ち、その方とどうすれば上手にコミュニケーションがとれるかを考えながら情報収集に取り組みました。また、利用者の思いに沿った介護計画の立案プロセスを経験することで、多くの学びを得る機会になったようです。1年生も、この夏にある初めての施設実習「介護基礎実習」に向けて、全員が聴講しました。
「介護実習」について
本学では2年間で5回の実習があり、1年次には「基礎実習Ⅰ-1」「基礎実習Ⅰ-2」各5日間、シャドーイングという手法を用いて学ぶほか、15日間の「介護計画実習」があります。2年次には「介護過程実習」15日間と「多職種連携実習」10日間を経験し、専門性の高い介護福祉士を目指します。
【学生の感想】
2年生
- 利用者の思いを大切にして介護計画を立案することが重要だと思った。
- 利用者だけでなく、介護職や理学療法士、看護師など他職種から意見をもらうことで、よりよい介護計画が立案できると感じた。
- 2年生の発表に対して1年生がたくさん質問をしてくれたので、嬉しかった。
- あらためて、コミュニケーション技術の大切さを感じた。
- 1年生は、私たちの実習報告を参考に、夏にある基礎実習を頑張ってほしい。
1年生
- 一つひとつの会話を大切にしながら相手を思いやることが重要だと思った。
- 利用者さんに情報をうまく伝えるためには、どこを見て、どんな声の高さやスピードで、どんな姿勢で話すのが最善なのかを考えることが必要だと感じた。
- 今回いただいた報告集をもう一度読み返し、より多くの知識を取り込みたいと思う。
- 私は実習に対して非常に不安を感じていましたが、2年生の先輩方の報告を聞いて、少し不安が和らぎました。
- 利用者の方とコミュニケーションを取る際には、相手の話している内容に表情を合わせたり、ゆっくり話したりすることが大切だと教えていただいたので、これからの実習で実践していきたい。