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卒業に向けて生活支援技術の到達度評価を実施しました!

2024年03月04日健康福祉学科

 2020(令和6)年2月15日(木)、授業科目「生活支援技術」の到達状況を確認する試験である「生活支援技術到達度調査」を、健康福祉学科2年生を対象に実施しました。

 介護福祉士資格の取得をめざす学生たちは、1月28日(日)に介護福祉士国家試験を受験しており、筆記試験で知識を評価されます。この試験では介護に携わるための実践力を把握するために、「利用者の尊厳の保持・自立支援に関わる介護実践能力」に関する到達状況を確認することを目的にして、毎年実施しているものです。

 学生たちへの課題は、「身じたくの介護」と「移乗・移動の介護」の2項目で、6分間で実践し、教員が評価を行いました。少々緊張している様子も見られましたが、2年間にわたって学んできた介護の内容の集大成として、円滑に生活支援の技術を実践していました。

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車いすからベッドへの移乗介助

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ベッド上での上方移動介助

 翌日の2月16日(金)には、学生に評価のフィードバックを行いました。学生たちは、課題の確認と支援技術の再確認を行いました。特に、認知症の症状がある方とのコミュニケーションに関しては、基本姿勢の大切さを思い出しながら、丁寧な援助方法を心がけていました。

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<学生の感想>

  • 利用者の健側けんそくを活用した介助や、介助者の負担を軽減することができる介助を行うことが大切だと思った。

  • 利用者の気持ちに寄り添った声かけを行うことが大切だと思った。今回学んだことを活かせるようにしていきたい。

  • 座位や立位が安定しているかを確認し、動作する前に何のためにするのかを適切に説明をすることを忘れないように心がけたいです。

  • 利用者の尊厳を守る声かけを意識することが大切だと思いました。

  • グループで話し合うと、気にすべき点をさらに共有でき、自分が気づけなかったところにまで気づくことができました。2年間で学んだことが思い出され、最後におさらいができてよかったです。