2024(令和6)年2月6日(火)、幼児教育学科 総合演習発表会を開催しました。
「総合演習」は、学生がこれまでの授業や実習で得た知識・問題意識をもとに、グループごとに研究テーマを設定し、調査・分析した結果をまとめて発表するもので、2年間の学びの集大成となる科目です。
学科長のあいさつから始まり、発表・質疑応答の際の注意事項について説明を行った後、2年生84名が、9分野30班に分かれて、幅広い分野・領域の研究成果を発表しました。
今回の発表会は、学内の2会場に分かれて同時並行で実施しました。
なお、当日のプログラムは、次のPDFファイルをご覧ください。
2023年度 総合演習発表会 プログラム .pdf
「父親の育児休業取得率を上げるには」
「富山県の保育者と保護者のHSC理解に関する調査」
司会や会場係は学生が担当します
「おばけを題材にした教材づくりと造形活動」 作品を紹介
「ユニバーサルデザインを取り入れた身体表現」 考案した曲と動きを実演
各班の発表後には、質疑応答を設けており、2年生や学科教員だけでなく、1年生からも質問がありました。
また、調査・研究にご協力いただいた県内の複数の認定こども園の園長先生や、富山国際大学 子ども育成学部の教員の方々、本学他学科の教員の参加もあり、温かい助言や感想をいただきました。
こども園の園長先生から温かいお言葉をいただきました
フロアからの質問に回答する学生
【 参加した1年生の感想 】
- どの発表も調査の過程が丁寧で、それに対する分析や考察がされており、見応えがありました。スライドも見やすく、工夫されており、分かりやすかったです。
- 先輩方が1年を通して研究されてきた努力が、7分間の発表に込められていて、とても分かりやすく興味深い内容ばかりでした。本当にすごくて尊敬します。私たちも1年後には、このような発表ができるように頑張りたいです。
- 普段の授業で、もっと深く知りたいと思っていたことを研究テーマにして調査をしているグループがあり、興味をもって聞くことができました。深堀りしてみたいテーマを見つけることができたので、2年次には積極的に取り組みたいと思います。
【 発表した2年生の感想 】
- グループの中でお互いの意見を出し合い、納得のいく研究ができたので良かったです。
- 1つのテーマについて1年間かけて研究することで、自信につながりました。今回、自分たちの研究から得たことだけでなく、他の班の発表から学んだことも大切にして、保育の場で生かしていきたいです。
- 自分で課題を見つけ、探す、調べる、解決するという過程を経験できて良かったです。発表に向けて準備をする中で、現場に出る際の即戦力を培う機会にもなりました。
- なかなか先が見えず、思うように進まないこともありましたが、アンケート結果を比較し、1つずつ考察することで見えてくるものが多くありました。研究によって、今後の課題も見つかったため、これから働きながら子どもにとってより良い環境を作り上げるためにも考えを深めていきたいと思います。