【特別講義】保育施設等への就職を見据えた防犯研修を行いました

2024年02月08日幼児教育学科

　2024（令和6）年2月5日（月）10時から、幼児教育学科2年生を対象に、富山県富山西警察署生活安全総務係長梅澤夏樹氏による「保育園での不審者対応防犯研修と子どもたちへの防災教育の実際」を開催しました。

　この特別講義は、保育施設等への就職に先立ち、子どもの生命を守る保育士の責任と根拠に基づいた対応を考えることを目的としたものです。

　保育士向けの不審者対応防犯研修の内容と、園児向けのクイズを交えた防犯の分かりやすい説明と、標語から具体的な行動のとり方について詳しく説明されました。

　また、「さすまた」の効果的な使用方法について、学生を不審者のモデルにして実践的に教えて頂きました。

　今春から保育者等として社会で活躍する学生にとって、子どもと自分の身を守るための有意義な時間となりました。

【 学生の学び・感想 】

不審者が現れたら迅速な対応ができるように、就職先のマニュアルをしっかり把握して行動できるようにしたいです。
「大丈夫だろう」と決めつけず「不審者かもしれない」と思い、一人で抱えずに先輩職員にすぐ相談・連携することが、早期発見と通報に繋がることを学びました。
抵抗できない子どもと女性の多い職場が狙われやすいため、園の環境を理解して、警察のアドバイスのもと、日々の訓練を地域の方と一緒に受けることの重要性がわかりました。
子どもにも伝わる言い方と、職員の冷静な行動は、情報交換と毎回の訓練をしっかり見直しておくことで、向上していくことを学びました。
富山県警察「安全情報ネット」を活用するために、家族でもスマートフォンに取り入れたいです。