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2023(令和5)年11月29日(水)、専攻科食物栄養専攻の2年生は、富山県広域消防防災センター四季防災館と株式会社源にフィールドワークに出かけました。
四季防災館では、防災センターの担当者から説明を受け、地震体験や暴風雨体験、自然災害や給食施設で起こりうる油火災の消火訓練や煙の中を避難する煙体験を行いました。
学生たちは「いつどこにいる時に発生するか分からない災害に備えておくことが重要だと感じました」「管理栄養士・栄養士として就職したら、自分の避難だけではなく、入所しておられる方の生命も関わってくるため、日頃の備えや訓練が大切だと思いました」と平常時からの防災対策や災害時の対応について、思いを深めたようでした。
また、株式会社源では、HACCP※1認定工場の現場を見せていただき、安全・安心な商品が出荷されるまでの一連の衛生管理について、丁寧な説明を受けました。HACCPは衛生管理で大切だと授業では学びますが、実際の現場を見学して説明を聞くことで、より深く理解できたようです。
学生は「教科書での学びでは具体的にどのようなことを行うのかイメージがつきにくかったですが、どの工程で何を行うのか具体的な理解が深まりました」「安全なものを提供することに責任をもち、HACCPに準拠した衛生管理を徹底したいと改めて思いました」と、実際に見て体験することで学ぶことが多くあったようです。
※1:HACCP(ハサップ)とは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。(厚生労働省Webサイトより抜粋)
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