2023(令和5)年11月11日(土)、幼児教育学科1年次「子どもと造形表現」の授業で富山県美術館に出かけました。企画展では、話題のジブリ展を鑑賞しました。
各作品の発表時代順に絵コンテと発表時の時代背景が紹介されているだけでなく、ジブリ作品の主人公になったような撮影ブースや幻燈楼、風の谷のナウシカに出てくる「腐海」の造形空間など、さまざまな方法でジブリ作品の魅力を感じることができました。
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今から鑑賞、楽しみです。ジャンプ!
トトロとメイちゃん、トンネル駆ける
ジブリの幻燈楼、流れる音楽も素敵です
千と千尋の神隠し、父さん母さんと共に...
崖の上の二人ポニョです
魔女の宅急便、ジジと一緒
王蟲(オーム)の前で
ガオー!
【 学生の学び・感想 】
- 久しぶりにジブリ作品に触れ、友だちと「懐かしいね」と言って、一緒にストーリーを思い出したり、好きな作品を言い合ったりして、とても楽しめた上に心が癒されました。
- 全体を通して、展覧会といっても「見る」「読む」といった要素だけでなく体感できるものが多かったので、ジブリが好きな人も、あまり知らないという人も、作品の世界観を楽しめる工夫がしっかりされていると感じました。
- ジブリの歴史や一つ一つの作品に監督がどのような思いを込めたかなどを知り、ジブリがもっと好きになりました。小さい頃と今では視点も変わり、より面白さを感じるようになりました。
- 宮崎駿監督及び制作に携わった方々の努力や、想いを知ることができて良かったです。アニメでは1秒ですが、その裏側には何年もの努力や工夫がされ、時間がかかっているのだと改めて思い、本当にすごいなと思いました。
- 初めて富山県美術館に入りました。屋上のトランポリンや白熊の彫刻などが有名で存在は知っていましたが、「美術館」と聞くとなんだか大人な堅いイメージがあり、入ることに抵抗がありました。実際に入ってみると木材が豊富に使われたガラス張りの広いラウンジがあり、とても温かい印象を持ちました。美術館の堅い印象が無くなったので、今度はシンプルに絵を楽しむ心持で行ってみたいです。
- 「子ども家庭支援の心理学」の授業で、「千と千尋の神隠し」に出てくる登場人物の心理が取り上げられていました。ジブリ作品は子どもの発達を忠実に描き、心理学面でも素晴らしい作品であると知り、そうしたことも含めて世界の人々に愛されているのかなと思いました。ジブリならではの世界観や美しい風景、様々な人々が登場するのもとても面白いと思いました。
- 美術館の楽しみ方は人それぞれ違うと思いました。じっくりと文章を読む人もいたり、全体を見渡している人もいたりして、同じジブリの展覧会を鑑賞していても、好きな所や気になるところが違うことにあらためて気づきました。美術鑑賞を通して好きな物や興味のあることを見つけることで、心が動かされると感じました。色々な作品に出合うことで、より心が豊かになるのだと気づき、これからも美術館に行きたいと思いました。