今年度の小平ゼミの研究テーマは、「呉羽地域における外国人介護士の受け入れに対するミドルマネジメント層の意識調査」です。
外国人介護人材へのニーズはますます高まっています。富山県においても外国人介護士の受け入れ施設が増えつつあることから、呉羽地域の特別養護老人ホーム等の管理職の方々が、外国人介護士の受け入れをどのように捉えているのかを、この研究で明らかにしたいと考えています。
今回のフィールドワークでは2施設を訪問し、管理職の方々にインタビュー調査を行いました。
学生たちからは次のような感想が寄せられました。
- 日本語理解だけではなく、技能実習生向けにZoomで勉強会を開くほか、アパートや地域の方との関わりなど、プライベートな部分も手厚くサポートしておられることを学ぶことができました。
- 職員の方が職場での関わりだけではなく、プライベートでもサポートされていて、その関係性が素敵だと感じました。いろいろと話を聴き、たくさん学ぶことができて良い勉強になりました。
- 今回のインタビューで、外国人介護士の方々が実際に現場で働いている様子を知ることができて良かったです。日本人職員との関係も良好で、仕事以外のサポートもされていて感心しました。
- 外国人介護士の実際の働き方や制度について知ることができたほか、生活面や地域との関わりについても理解できました。周りの介護職、利用者との関係も良好で、とてもいい雰囲気で働いていることが分かりました。
これから学生たちは、言語データの作成に取りかかります。
たいへんお忙しい中、インタビューにご協力をいただきました施設の方々に深く感謝申し上げます。