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【授業紹介】「基礎演習」 印象に残る説明の仕方を身につけよう

2023年06月21日幼児教育学科

 2023(令和5)年6月12日(月)と14日(水)に実施した、1年前期に開講している「基礎演習」の授業を紹介します。 この科目の担当は、四杉 昭康 教授です。なお、この日は、少人数制のゼミ形式とし、幼児教育学科の教員10名が担当しました。

 学びの基礎を培う「基礎演習」の今回の目的は、以下の3点です。

  • 要領よく説明する技術を身につける
  • 印象に残る読み聞かせの仕方を身につける
  • 絵本についての知識を増やす

 「絵本紹介」のプレゼンテーションでは、5月に本学付属図書館で富山県立図書館より講師を招いて実施した「読み聞かせ絵本の理論と選び方、実践」の学びを生かして、それぞれ選書しました。

「ねずみくんのチョッキ」

「ねずみくんのチョッキ」 1974年発行のロングセラーです

発表後は教員から助言

発表後、教員からの助言に耳を傾ける学生たち

強調したい場面を紹介します

自作のpptデータに従って説明した後、強調したい場面を紹介します

発表者へ質問や感想を伝え合います

発表者へ質問や感想を伝え合います

人前で要領よく説明する技術を身につけます

人前で要領よく説明する技術を身につけます

魅力的なしかけ絵本を紹介

魅力的な「しかけ絵本」を紹介

学生の学び
  • 短大に入学してから初めて、自分でプレゼンテーションソフトを使ってデータを作成し、絵本を紹介しました。思ったほど緊張せず、セリフの部分をしっかりと気持ちを込めて読めたのでよかったです。

  • 絵本の持ち方や語りかけるスピードなど、先生からたくさん教えていただきました。保育士になった時に役立つ知識を得ることができてよかったです。

  • グループ全員、読み聞かせが上手でした。抑揚をつけたり、ゆっくり読んだりと上手なところは真似していきたいです。自分が小さい頃に読んでいた本もあったので、懐かしく思いました。

  • 他の人の絵本紹介や読み聞かせを見て新たに気づくことが多かったです。まず、何歳児を対象にしている絵本なのか、なぜその年齢が対象なのかを考えて選んでいたことや、同じ絵本でも読み方や、アドリブをつけることによって様々な年齢の子どもにも読み聞かせができるということです。間のとり方や絵本の持ち方で参考にしたいところもあり、また読み聞かせの時には心がけてみたいと思いました。

  • 絵本紹介のスライドを制作する過程で、その絵本のよさや子どもたちにどう伝わるように話すかなど、色々考えを巡らせて制作できました。実際に絵本の読み聞かせをする時は、今回のように事前に絵本を考えて選ぶことが大事なのだと感じました。

 

 このように、学生たちは、ただ発表原稿を読み上げるだけでなく、聴いている人に分かりやすく、興味を持ってもらえるような説明をめざして、選書した絵本を用いながらプレゼンテーションを行いました。