2023(令和5)年6月12日(月)から6月23日(金)の10日間、幼児教育学科2年生が、3歳以上児を対象とする保育所実習「保育実習Ⅱ」、または保育所以外の社会福祉施設での実習「保育実習Ⅲ」に臨みます。
これらは保育士資格を取得するために必要な実習で、2年次の保育実習では、保育所か施設のいずれかを選択します。
実習直前の、2023(令和5)年5月29 日(月)から6月9日(金)の期間に、この実習に向けた「模擬保育」連携合同授業として、〈保育実習指導Ⅱ・Ⅲ〉〈教育実習指導〉〈子どもと人間関係〉〈子どもと健康〉〈保育内容(言葉)指導法〉〈保育内容(音楽表現)指導法〉〈保育内容(造形表現)指導法〉を行い、各自が作成した指導案に基づき、保育者役と子ども役に分かれて保育を実践し、互いの保育を見合う模擬保育を行いました。
自然物を使った制作活動
ステキな作品ができました
『ぐりとぐら』のごっこ遊び 「大きなカステラをつくろう」
「山の音楽家」の曲に合わせてリズムあそび
お誕生会のプログラムを企画しました
花紙を使った遊びをとおして、色の変化や手触りを楽しみます
カラフルな果物ができました
子どもの姿を見ながらピアノで伴奏しています
カエルになりきって飛び跳ねています
おしゃれなカタツムリを作りました
殻の模様はカラフルな花紙でできています
「お買い物ごっこ」 言葉のやりとりを楽しみます
『へんしんトンネル』のパネルシアター
保育者のギターに合わせてリズムあそび
ミックスジュースをつくろう
できあがったミックスジュース
事後研究では保育の振り返りと意見交換を実施
事後研究の意見交換では、活動について「ねらいが達成できていたか」、「発達過程に即していたか」、保育の方法について「保育者の関わりや援助方法が適切であったか」など、活発な話し合いが行われ、学びを深めました。
【 学生の学び・感想 】
- 子どもたちの意見を拾いながら保育を展開することで、活動が盛り上がってよかったです。
- 保育実践の前に、教材研究をしっかりしておくことの大切さを実感しました。
- 保育の内容を考えるにあたって、その活動をとおして、子どもたちがどのように育ってほしいのか、保育者の願い=ねらいを明確にしておくことを学びました。
- 次にするべきことで頭がいっぱいになりがちで、余裕がなかったのですが、子どもたちの表情や活動への意欲など、姿をしっかり見ながら保育を展開したいと思います。
- ゲーム遊びでは、みんなが理解できるように、1つずつ段階を踏んで、はっきりとルールを伝えることが大切だと思いました。
学生を前にした模擬保育と、保育の場で子どもたちを相手に実践する保育には多くの違いがありますが、実習で大いに学び、成長してキャンパスに帰ってくることを期待しています!