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南砺市から、「いなみ国際木彫刻キャンプ2023」において、富山短期大学の学生が考案したお弁当を販売したいと依頼がありました。木彫刻キャンプに参加される彫刻家皆さんの国、9か国の国際色豊かなお弁当です。
2023(令和5)年2月から打ち合わせをし、4月に専攻科1年生と一緒にプロジェクトを開始しました。
参加される木彫刻家の方の出身国は、オーストラリア、ブラジル、ドイツ、ハンガリー、イタリア、韓国、モンゴル、中国そして日本です。9か国なので、9マスのお弁当を作ることにしました。
学生は、ひとり一人担当する国を決め、その国の特産物や名産、食文化、特徴などを調べ、主食になるもの、主菜になるもの、副菜やデザートを組み合わせて、メニューを考えていきました。出そろったところで、専攻科生は自分たちで「主菜のメイン料理は、ブラジルのシュラスコにしようかな」「野菜料理がいるから、〇〇の国の野菜のメニューをもう少し調べます」と工夫していきました。
6月1日(木)に試作会を行いました。各国の料理を作り、お弁当箱に詰めてみました。調理をしながら「おいしそうにできたね」「これとこれは、同じマス目に入れて一緒に食べて欲しいです」「デザートは凍らせておいて弁当箱で自然解凍させると、まわりのおかずの冷却にもなります」と話していました。彩りもバランスも上々の仕上がりです。
南砺市から担当者の方々も来られ、試食をしてもらいました。大量調理の工夫も含め、1品1品コンセプトや作り方を説明しました。担当者の方から、「26日(土)・27日(日)が、例年一番来場者が多いので、作って販売したい」「またその時に、このお弁当を彫刻家の方やスタッフの人に配りたい」との感想や思いをお聞きし、学生たちはうれしそうにしていました。
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