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皆さん、こんにちは。健康福祉学科 教員の小平 達夫です。
私は「外国人介護士の国際労働移動」を専門分野としています。今、日本は多くの業界で人材不足の問題が深刻になっていることをご存知でしょうか。介護の分野においても、介護人材の"不足"という段階を越え、ところによっては"枯渇"ともいうべき状況に近付いているとまで言われています。
そのような中において、日本で介護士として働いている外国人の方々がおられます。
皆さんは「技能実習制度」というものを聞いたことはありますか? 「技能実習制度」とは、日本の各分野の技術を外国の方々が学び、母国にその技術・技能を持ち帰ってもらうという「技能・技術移転」で、日本の国際貢献の一つでもあります。
技能実習制度については、今、国で見直しが進んでいますが、そのお話はまた機会をあらためてとして、介護の分野にも海外から技能実習生として多くの人が来日されています。
ここ4年間の状況を見ますと、最も人数が多い国はベトナムです。次いで、インドネシア、ミャンマーとなっています。
そんな海外の様子について、これからシリーズでお伝えしていきます。
どうぞ、お楽しみに!
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