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経営情報学科2年生の学生が、金沢工業大学工学部情報工学科の編入学試験に合格しました。理系の学部への挑戦は珍しいことですが、短期大学に入学し「自身の学ぶ理由」を発見することが、合格切符を手にできた理由のようです。
Q:なぜ金沢工業大学の工学部を目指したのですか?
A:高校卒業した時に大学受験に失敗し、リベンジしたいと考えていました。しかし単なる再挑戦ではありません。富山短期大学で学んだことが、今後の勉強に活かせると確信し、工学部の編入学試験に挑戦しました。
Q:富山短期大学経営情報学科で学んだことが活かせるとは?
A:大学受験に失敗した当初は浪人しようか悩みました。しかし、富山短期大学でコミュニケーションを追求するゼミナールがあると知り、入学しました。入学後、「何故コミュニケーションが必要なのだろう」「言語に頼らないコミュニケーションとは何だろう」と知りたいことがどんどん増え、卒業研究も「暗黙知で繋がるコミュニケーション」について調査しています。そんな中、金沢工業大学工学部情報工学科で、自身の研究テーマに当てはまるゼミナールを見つけ、今の研究を深掘りできると考え入学したいと決意しました。
Q:大学受験に失敗した経験を次に繋げたわけですね。
A:もしすんなり入学していたら、今の研究テーマに出会えていたか分かりません。富山短期大学で新しい発見があったからこそ、編入学後の学びの軸が確立できたと感じています。
Q:金沢工業大学入学後の計画を教えてください。
A:履修していない工業系の科目が多いので、入学後は授業をたくさん履修しなくてはいけないことは覚悟しています。また、金沢工業大学卒業後は大学院に進み、人工知能によるコミュニケーションの可能性を探っていきたいと考えています。
Q:人工知能によるコミュニケーションとは?
A:近年、心の病気で苦しんでいる若者が多いと知りました。病院に行きたくてもいけない人もいます。人工知能を活用したカウンセリングの仕組みを確立するのが夢です。
Q:富山短期大学経営情報学科の入学を考えている高校生にアドバイスをお願いします。
A:経営情報学科は就職内定率が高いのは有名ですが、編入学を考えている後輩にもぜひ勧めたいです。ストレートに大学進学するのとは違った視点で、自身の学びの先が見えると思います。僕は「なぜ大学で学ぶのか」を富山短期大学に入学し見つけることができました。
単に夢を叶えただけではなく、自身のキャリアをデザインすべく編入学を選んだことが分かりました。今の気持ちを忘れずに前進し続けることを、教職員みんなで応援しています!
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