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食物栄養学科では、1年次前期に「調理学実習Ⅰ」・「調理学実習Ⅱ」を開講しています。
様々な料理を実際に作りながら、基本的な知識や調理技術を身に付けることを目的として、主に、調理学実習Ⅰでは日本料理、調理学実習Ⅱでは西洋料理・郷土料理について学んでいます。
2022(令和4)年7月27日(水)・29日(金)は、調理学実習Ⅰの最終授業でした。新たな学習内容だけではなく、卵の凝固温度や落とし蓋の利用、きゅうりの輪切りなど、入学してから約4か月間で学んだ復習内容もあり、これまでの知識や技術を確認する実習となりました。
今回の新たな学習内容は、もち米の調理です。
もち米は、もち米に必要とされている加水量では均一に炊くことができないため、もち米のみを加熱する場合は、蒸す調理が適しています。また、日常的に食べられているうるち米よりも、もち米は吸水性が大きいため、加熱中に不足分の水分をふり水で補うことがポイントとなります。火傷に気を付けながら、均等なかたさとなるよう、ふり水も実践しました。
その他、復習内容の1つである「しめ卵のすまし汁」では、卵の凝固温度に気を付けて行わなければ、失敗をしてしまいます。既に修得済の凝固温度を確認しながらフワフワ卵を作り、その後、まきすでしめて「しめ卵」を作りました。班によっては、花型を作ったり、鳥型を作ったりなど、見た目も楽しくなるよう、意識して作りました。
前期で学んだことを、後期の学習に繋げていきたいと思います。
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