News
専攻科食物栄養専攻では、2年次前期に「応用栄養学特別実習」を開講しています。この実習は、1年次の「栄養学特論Ⅱ」で学んだライフステージ別の栄養管理に基づき、実際に調理や献立作成、栄養教育を実施する授業です。また、1年次開講の「栄養学特論Ⅱ(応用栄養学特論)」では、ライフステージごとの生理的特徴や栄養アセスメントだけではなく、運動時の代謝変化や必要な栄養素についても学んでいます。
今回の実習では、各授業日の朝食を以下のようにし、3つの条件を設けて筋持久力運動へ与える影響を調べました。
①2022(令和4)年7月07日(木):普通の食事(糖質、脂質、たんぱく質を含む)
②2022(令和4)年7月14日(木):低糖質の食事(①の食事から糖質源である主食を抜く)
③2022(令和4)年7月21日(木):食事なし(何も食べない)
学生は、実習日前日の食事から記録をとり、当日の握力測定に臨みました。
今回実施した筋持久力運動(握力測定)の結果は、①②③の条件でクラス平均値に差は確認できませんでした。
個人的な結果については、条件によって差があったようで、学生は「なぜ差がでた者とそうでない者がいたのか」「朝食以外で持久力へ与える要因があるのではないか」など疑問点を踏まえてレポートを作成しました。
【学生の感想】
もともと朝食を食べる習慣がなかったが、朝ごはんを食べた日と欠食した日で結果に差があったので、改めて、朝食の重要性を痛感しました。
最近の投稿