2022(令和4)年5月10日(火)と12日(木)から、幼児教育学科1年生の各クラスで、入学後初めての実習を付属みどり野幼稚園で開始しました。
昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染防止の観点から、1クラスに入る実習生の人数や実習時間を制限するなど、必要な措置を講じて実施しています。
この実習は、「教育実習Ⅰ」の授業科目で、付属幼稚園との連携協力に基づく指導をとおして、幼児の発達の特徴、幼稚園教育、保育者の役割などを学ぶものです。
初めての実習で緊張気味の学生たち
担任保育者から本日の保育の「ねらい」を聞きます
まず、観察実習をとおして、子どもへの理解を深めることから始めます。
第1日目は、どのようにして実習に臨めば良いのか、不安と緊張でいっぱいの学生たちですが、同じクラスに配属された仲間と協力しながら、取り組んでいます。
園児との距離を保ちながら観察記録をとっています
すがすがしい晴天の下、砂や水にふれて遊ぶ3歳児の姿
身だしなみを整えて、楽しみにしていた実習に臨んでいます
観察実習を5月から6月にかけて4回実施し、その後は参加実習へとつなげていきます。参加実習では保育に参加しながら子どもとかかわっていき、子どもの姿をより深く理解できるように努めます。
実習用のTomitanポロシャツは6色から好きな色を選びます
保育終了後には担任保育者と振り返りを行います
みどり野幼稚園では、保育について語る時間を大切にしています
あのときの子どもの気持ちはどうだったかな?
【 学生の学び・感想 】
- 初めての観察実習で不安や緊張がありましたが、間近で園児の姿を観察することができて多くの発見がありました。誰と誰が仲良しなのか、どのような遊びに興味や関心をもっているのかなど、これからもっと詳しく知りたいです。
- 子ども同士の喧嘩は、お互いの話を聞いて、保育者はどういう経緯で起こったかを理解し、相手の気持ちに気づかせることが大切と学びました。
- 保育者の仕事は子どもを見るだけでなく、共感し寄り添ったり、子どもの興味や発達過程によって遊具を設置したり環境設定をしていることを、担任保育者との振り返りから学びました。
- 子どもは保育者にできたことを褒めてもらったり、自分のことを見てもらったりすることで自信をもって行動しているということを感じました。