健康福祉学科1年生は、2021(令和3)年12月17日(金)、2班に分かれてサンシップとやま2階にある富山県介護実習・普及センターで福祉用具体験講座を受講しました。
この講座の目的は、福祉用具の実際と活用方法を学び、生活支援技術の向上を図ることと、支援や介護が必要な方の社会生活の維持拡大の技法を修得することです。
学生たちは、さまざまな福祉用具を見学・体験し、多様な福祉用具の開発の進み具合を実感するとともに、近い将来、自分たちがこれらを用いて介護現場で働く姿を思い描く機会になりました。
学生の感想から
- 利用者一人ひとりの身体状況やできることは違うけれど、自助具や福祉用具を活用して、その人ができることを増やしていける可能性について学べました。
- 福祉用具は利用者の自立支援を促すだけでなく、利用者・介護者双方の負担を減らし、安全に介助ができる工夫がたくさんされていることが分かりました。
- 介護ロボットでは、アシストウォーカーというものを初めて体験しました。坂道でもスイスイと昇っていくことができました。また、坂道の途中で手を離しても下がっていかず、安心して使うことができると思いました。
- その人に合った福祉用具をたくさんの種類から選ぶのは大変なのかもしれないが、見学体験を何回もして知識を高めることで、自立支援につながる提案ができるのではないかと思う。また、まだ商品化されていない用具が思いつくような視点を持つことも大事だと思った。