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2021(令和3)年12月20日(月)、富山市にある特別養護老人ホームささづ苑などを運営する社会福祉法人 宣長康久会が、利用者による初めてのファッションショーを、地元の温泉施設を会場として開催されました。
当日は46人もの方が出演され、この様子は、北日本新聞をはじめ、KNBやNHKでも取り上げられました。
クリスマスファッションショーの企画・運営は新人職員6人が中心となっており、2021(令和3)年3月に健康福祉学科を卒業生した山下楓さんは、そのメンバーの一人です。コロナ禍においても、利用者の方が笑顔でいきいきできる生活の実現に向けて頑張っている山下さんからのメッセージをお預かりしましたので、ご紹介いたします。
一番頑張ったことと言えば、利用者の意思決定を促すことです。この数ヶ月間の関わりの中で学んだことを活かし、利用者一人ひとりの特徴に合わせ、聞き方を工夫しました。
参加の意思だけではなく、どんな衣装を着たいか、一人ひとり確認するのは大変でしたが、当日のみなさんの笑顔を間近で見て、心から嬉しく感じました。とても良い経験をすることができたと思います。
みなさんも、ぜひ介護福祉士の専門性や果たす役割の魅力にふれていただきながら、『介護の仕事って、いいな』と思ってもらえたら幸いです。
介護の仕事は、入浴・排泄・食事の介護のイメージの方も多いと思いますが、介護職員が日常の生活支援だけでなく、社会的な生活にも心を配り、その人らしい生き方をサポートする介護の仕事の専門性を、あらためて示していただいたトピックスとなりました。
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