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「令和3年度 福祉用具・アイディアコンクール」の一般部門アイディアの部において、健康福祉学科2年生の 吉田 真帆 さん が応募した「手話、音声読みとり機能付き携帯」というアイディアが優秀賞に選ばれました。
このコンクールは、富山県ならびに富山県社会福祉協議会、富山県福祉カレッジ、富山県介護実習・普及センターが主催し、「豊かな暮らしをつくりだし、生活を支援する福祉用具」をテーマに、高齢者や障がい者の生活の自立と介護者の介護負担の軽減を図り、生活を豊かで快適にする福祉用具のアイディアを募ったものです。
2021(令和3)年11月20日(土)、サンシップとやまで行われた「第25回 福祉フォーラム」において表彰式が行われ、表彰されました。表彰後は作品発表会が行われ、アイディアの紹介を兼ねて吉田さんが挨拶を行いました。
吉田さんによる挨拶内容(一部)です。
私は介護福祉士を目指して学んでいますが、毎日の生活を誰にとっても豊かで快適なものにする福祉機器はないものか、ずっと考えていました。そのなかで思いついたのが「手話、音声読み取り機能付き携帯電話」です。
これは、耳の不自由な方とのコミュニケーションにおいて、手話を知らない人でも普通に会話ができればとの思いから考案したものです。
日々の暮らしのなかで思いを伝えたり、誰かの相談にのったりと、ともに生きていくうえでコミュニケーションは不可欠です。今は、これが実現化することを夢見ています。
障害があっても自分らしく、また、不便を感じることなく過ごせる社会になるよう、いろいろな福祉機器がもっともっと開発され、広まっていくことを期待しています。
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