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2021(令和3)年10月23日(土)・24日(日)、富山県産業展示館(テクノホール)で、「越中とやま食の王国フェスタ2021~秋の陣~」が開催され、本学の教員および学生が参加しました。
当日の様子はYoutubeでライブ配信されました。現在も、アーカイブから視聴することができますので、ぜひご覧ください。
[LIVE]越中とやま食の王国フェスタ2021~秋の陣~Day1
出演時間 03:50:23 ~ 04:41:54 (約50分)
☆その1 「第1回とやま寿司コンテスト」で本学学生が「ケンケン賞」を受賞
23日(土)、「第1回とやま寿司コンテスト」で、本学食物栄養学科2年生の野坂怜菜さんが考案したちらし寿司が、イベント協賛会社の「ケンケン賞」を受賞しました。
このコンテストは、富山米新品種の「富富富」を使用し、幅広い世代に楽しく、美味しく食べていただくことをコンセプトとしたものです。受賞理由として「富山県らしさと、家庭でのお祝いの一品として素晴らしい」とのコメントがありました。また、表彰式では、野坂さんの喜びのコメントも紹介されました。
<野坂さんのコメント(一部抜粋)>
この度は「ケンケン賞」という素晴らしい賞をいただき本当にありがとうございました。
まず、このちらし寿司を思いついたきっかけは、テーマがハレの日ということから、お祝い事や華があるイメージを持ったことです。そこで、今回のコンテストでは自身が理想とするオリジナルのちらし寿司を作りました。
私のちらし寿司はハムのピンク色、かまぼこの赤色、枝豆の黄緑色、花蓮根の白色で全体を華やかにしたことがポイントです。そして学校での実習を通して身に着けた包丁技術や調理工程も生かし、今回はシイラという赤身魚を用いてでんぶを手作りしました。本来は白身魚ででんぶを作りますが、富山県で釣れたシイラを見つけて作ってみました。シイラは赤身魚ですが白身魚と勘違いするような味わいになっていると思います。
改めて、素晴らしい賞をいただけたことを誇りにもち、これからに生かしていきたいです。
表彰式にて公開された野坂さん考案の寿司
☆その2 本学食物栄養学科教員が「身体にいい料理」の実演
23日(土)13:30からは、食物栄養学科の 稗苗 智恵子 教授と 半田 彩実 講師が「県産食材を使った身体にいい料理」の実演を行いました。
富山県民の課題と言われる「①運動不足、②高塩分摂取、③野菜不足」を補うための試みで、栄養を考えたバランスの良い料理の摂取目安をお弁当で示し、「ゆず三昧、富山の秋」を完成させました。
当日は、富山米「富富富」を用いた「柚子ご飯」の実演から始まり、SDGsに対応した「シイラの塩麴」、減塩ぽん酢で作った「柚子しめじ」、富山県食材のえごま葉を用いた「えごまみそ」の計4品を実演した後、蓮根と葱の柚子胡椒炒め、人参のツナ和えなどと共に盛り付けました。最後には、お弁当に詰めた料理をライスバーガー仕立てに組みなおし、同じ量や材料でも形を変えることで、食べやすさや異なる料理にもなることを視覚的に示し、会場をアッと驚かせました。
11月になると「黄柚子」が多く見られるようになります。柚子を使った料理も作ってみてください。
実演中の様子
完成させたお弁当
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