2021(令和3)年10月16日(土)9:20から、専攻科食物栄養専攻1年生による「特別研究中間発表会」を、ZOOMを用いてオンラインで開催しました。
専攻科食物栄養専攻では、学士(栄養学)の学位取得に向けた研究論文を作成するために、授業科目「特別研究」を開講しています。中間発表会では、入学から半年間にわたって行ってきた特別研究の経過および、今後の方向性を発表しました。
学生達の研究発表のテーマは以下の通りです。
【研究発表のテーマ】
- 根菜類中の硝酸塩、亜硝酸塩、一酸化窒素含量への調理形態及び口腔内嫌気性細菌の影響
- 床から食品への一般細菌の付着に関する研究~3秒で食品は菌に汚染されるのか~
- 集団給食および学校給食における飽和脂肪酸とトランス脂肪酸量の測定
- 国産ナス中に含まれるヒスタミンの有無と品種別による相違
- 国産ナス中に含まれるヒスタミンの有無と原産地別による相違
- 富山県高校野球選手における栄養サポートの必要性および指導後の変化
- スポーツ選手に対するパンを利用した補食の提案
- マイクロプラスチックの蓄積性と安全性
- ラットを用いた、エビ及びカニの殻の健康機能性評価
- 白飯の咀嚼回数および食事にかける時間が食後血糖上昇に与える影響
- 白飯と海藻類の組み合わせが食後血糖上昇に与える影響
- 食育と家族関係
- コロナ禍における外食行動の変化ー心理的特性との関係ー
- エゴマの搾りかすの添加がスポンジケーキの品質に及ぼす影響
- 廃用性筋萎縮モデルマウスの筋組織に対するエゴマ油の効果
- ヒトの生理機能に対する薬膳食材の効果
オンラインでの開催でしたが、熱心な議論が繰り広げられ、今後の特別研究にとって有意義な時間となりました。学生達は、今回の中間発表会の内容を踏まえて、1年後の学位試験に向けて研究を進めていきます。
※今回の研究テーマについてのポスターをF館2階廊下に掲示しました(10月29日まで)。
Zoomでの討論風景
ポスター(一部)