健康福祉学科1年生は、8月16日から5日間、基礎実習の一環で「居宅介護実習」を行います。
この実習は、利用者と関わりを持つための基本と、生活支援技術についての理解を深めることを目的としています。1年生は初めての実習となるため、あらかじめ実際の居宅介護をイメージできるよう事業所から講師をお迎えし、7月16日(金)に特別講義を実施しました。
講師には「北陸メディカル八尾営業所」管理者の 中山 信子 様と「城川原タウンみのり」施設長の 坂田 恭子 様のお二人をお迎えしました。
中山様からは、訪問介護の様子についてお話しいただき、「人との出会いの仕事であることを念頭において、利用者と向き合う」ことの大切さを教わりました。
坂田様からは、居宅介護の様子についてお話しいただき、「満足、幸福、充実した一日」を利用者が過ごせるように支援していくためには、その方の尊厳を守りながらケアをしていくことが大切であると学びました。
【学生のコメント】
◎訪問介護
- 利用者一人ひとりの暮らし方が違うことは「生き方、思い出、場所」などライフスタイルの違いにつながり、個々のニーズに合わせた尊厳を守る介護が大切だと学びました。
- 利用者を大切に思うことで、その人のことを考えた行動ができるのだと思いました。また、大切に思うことが信頼関係を築くために大切なのだと改めて学びました。
- 利用者のことをしっかり理解できて、頼りにされる介護福祉士になりたいと思いました。気持ちの面でも成長できるように、笑顔で実習に臨みたいと考えています。
◎居宅介護
- 居心地のよい環境を心がけ、利用者に笑顔になってもらうことで、何か1つでもやりがいを感じたいと思いました。そのために、実習の一日一日を大切にして、笑顔で取り組みたいです。
- 利用者が楽しめるような行事を多く企画していることが分かりました。行事などを通して、普段見られない利用者を見ることができると聞き、介護職はすごくやりがいのある仕事だと思いました。
- 丁寧な関わりを大切にしていることを知り、利用者が満足できるような介護に魅力を感じました。利用者と笑顔で関わり、コミュニケーションを多くとれるような実習にしたいです。